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水曜日
2021年05月05日
お寺で頂いた心に沁みる言の葉

他人(ひと)のために「常楽我浄」お寺で頂いた心に沁みる言の葉

「常楽我浄」じょうらくがじょう

この言葉を聞いたことがありますか?

 

聞きなれない言葉かもしれませんが、

「常楽我浄」は、私たちが無意識のうちに理想としている姿で、この四つの「常・楽・我・浄」を満たそうと絶えずがんばっているのが、私たちの日常の姿を表わしているそうです。

 

そこで今日は、

お寺に行って教えていただいた「常楽我浄」についてのお話を書いてみたいと思います。

仏様の教えである「常楽我浄」と言う理想の姿と、人間界の「四顛倒」と言う日常生活の矛盾についてです。

 

「常楽我浄」 という四つ言葉の意味

「常楽我浄」 という四つ言葉は、仏様 の四つの徳(四徳)で、

◆「常」は、常住不変の「常」

◆「楽」は、安楽で苦を離れた「楽」

◆「我」は、自在で障り(さわり・妨げの意)となるもののない「我」

◆「浄」は、迷いがなく無垢 (むく) 清浄である「浄」

転じて、極楽浄土(ごくらくじょうど)にいるように何の心配もなく、のどかな生活と言う意味です。

 

もう少し分かりやすく言うと

◆「常」は、仏様の境涯は常住で永遠に不滅不変である

◆「楽」は、仏様の境涯は人間の苦を離れたところに真の安楽がある

◆「我」は、仏様の境涯は人間本位の自我を離れ、如来我(仏性)がある

◆「浄」は、仏様の境涯は煩悩を離れ浄化された清浄な世界である

 

この「常楽我浄」が私たちが無意識のうちに理想としている姿で、この四つを満たそうと絶えずがんばっているのが私たちの日常の姿だそうです。

 

ところがこれらは到底、人間界では満たされることはありません。

何故なら、

私たちは、病気や怪我をし、いつかは老いて、やがては死んでいく身だからです。

ですから、

心の願いである「常楽我浄」を実現させようとすればするほど、我が身の現実と、そうではない理想に矛盾が生じ、日々の生活には苦しみが絶えることがないのです。

これが人に対する仏様の教えなのです。

 

「常楽我浄」と「四顛倒(してんどう)」

このような「常楽我浄」という仏様の智慧(ちえ)は、人間界では仏教の言葉では「四顛倒(してんどう)」と言うそうです。

「四顛倒(してんどう)」とは「四つの徳」に相反する見解で、

「常・楽・我・浄」に反して「無常・苦・無我・不浄」を意味しています。

 

「極楽浄土」である仏様の世界「常楽我浄」を人間は勝手に意味を変えてしまい、

「常」は、いつまでも若くありたいとか、いつまでも長生きしたいという我が身を願う心にすり替え「無常」に、

「楽」は、文字通り楽しいことや快適なことを願い、我が身に不都合なことを嫌う心にすり替え「苦」に、

「我」は、自分がいつも中心であることを主張し無視されることを何よりも恐れる心にすり替え「無我」に、

「浄」は、我が身や自分に属するものが善きことであり非難されるものは何も無いと主張する心「不浄」にすり替えているのです。

 

「常楽我浄」に対する日常の矛盾

仏様の智慧である「常楽我浄」を自分にとって都合の良い意味にすり替えてしまうと日常生活に矛盾が生じるのです。

 

なぜなら、私たちは物心ついて以来、知らず知らず「常楽我浄」を満たそうとして生きているので、自分の思い通りにならないことに、幾度も遭遇することになります。

それは、自分中心に、ものごとを考え行動しているためで、自分を中心にものごとを見てしまうと我が身でさえ生きるための道具のように考えてしまうからです。

 

ですから老いてゆく我が身を嫌い、病いになる我が身を恨み、やがては命終る我が身を恐れて生きるということになるのです。

これが「常楽我浄」に相反する「四顛倒」の意味で、仏様はそういう私たちの間違った考えを目覚めさせようと促してくれているのです。

 

自分中心にものごとを考えたり、自分さえ良ければと他人を追いやったり、自分を守るために嘘をついたりしていたら「苦」はいつも隣り合わせです。

それよりも、他人(ひと)のためになる行動をし、相手が喜ぶ言葉をかけることを続けることで「周りの人が幸せになれば自分も幸せになれる」ことを知って欲しいと、お坊さんが話してくれました。

 

信心について考えてみる

何か重大な局面や岐路に立たされたときは、

神様や仏さまに

「うまく行きますように」とか「助けてください」と

願う人も少なくないと思います。

 

お正月や元旦には、信仰心のない人でも、

初詣に出かけ、神様や仏様に 

「今年も幸せな年となりますように」と願掛けをすると思います。

 

この機に、信心について、考えてみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人
清水 浩治 シミズ コウジ
清水 浩治
◆ブログ「 未来の家」では、私の住む街「加古川」の魅力を紹介、不動産に関する豆知識や、トラブル解決など、情報発信を日々行っております。◆「家や土地の物件情報も大切です。しかし、もっと大切な情報があるはず!」と、私は、いつも考えています。◆加古川市で暮らしていただくうえで、大切な子育てや、お役立ち地域情報、不動産の取扱いについて知っていて欲しいことを最優先で発信しています。
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