知っていれば安心です!「救急(急病)の場合」の冷静で正確な119番通報!
加古川市、加古郡稲美町、加古郡播磨町から119番に通報すると、加古川市加古川町北在家2000番地にある加古川市役所内の「加古川市消防本部」につながります。
加古川市消防本部につながると通信指令員が「はい、119番、加古川です。火事ですか?救急ですか?」と問い掛けてくれます。
通報したあなたは、目の前で起こっていることを伝えることになるのですが、いざと言うときに冷静に詳しく伝えることができるでしょうか?
そこで今日は、知っていれば安心です!「救急(急病)の場合」の冷静で正確な119番通報!について書いてみたいと思います。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門店 未来家不動産株式会社 代表 清水浩治
いざというときに冷静に119番通報ができる人は多くありません!
「目の前で人が倒れている!」「自宅で火災で燃えている!」「交通事故で怪我人がいる!」など、119番通報の内容は様々です。
119番通報をするときは、あなたにとって非常事態に陥っているかもしれません。そんなときのために冷静に通報ができるようトレーニングが必要かもしれません。
実は、119番通報をされる人の多くは「火事や、火事!、火事!」や「早く来て来て!救急車、救急車」のように冷静さを失っているそうです。
119番通報を受信した通信指令員(オペレーター)が質問する内容に、あなたが冷静に正確に答えることで、1秒でも早く出動してもらう方法なのです。
救急(急病)の場合の119番通報イメージトレーニング
◆通報者:お父さん大丈夫?! すぐに救急車呼ぶから!(救急も火災も119番です)
◆オペレーター:はい! 119番、加古川です。火事ですか? 救急ですか?
●通報者:救急車をお願いします! 急に胸が苦しくなって!
※ポイント:通報は携帯電話でも構いませんが、ご自宅の固定電話から通報していただくと、よりスムーズに救急車が向かう場所(住所)を特定することができます。
オペレーター:落ち着いてください。まずは、救急車が向かう場所(住所)を教えてください。
◆通報者:えぇ~と・・・住所は加古川市野口町良野家●●番地です!
●オペレーター:加古川市野口町良野●●番地ですね?! 今、地図で確認しています・・・・お隣は「清水さん」「大谷さん」ですね? 救急車が向かう住所が確認できました。救急車はもう向かっていますので安心してくださいね!
※ポイント:救急車が向かう場所(住所)をしっかり伝えてください。マンションやアパートにお住いの人は、マンション名と部屋番号も伝えてください。「●●マンションA棟の505号室です」
●オペレーター:次に何歳の人がどうされましたか?
◆通報者:65歳の私の父です! 5分前から胸を押さえて苦しみだしました。意識はありますが、すごく痛がっています。高血圧で◆◆病院に通院しています。
◆ポイント:・いつから ・どのような症状 ・意識の有無 ・掛かりつけの病院 ・既往歴や治療中の病気、などオペレーターが質問をしますのでゆっくり落ち着いて答えてください。
●オペレーター:分かりました! 最後に玄関の鍵を開けておいてください。また、誘導可能であれば救急車のサイレンの音が聞こえたら誘導し出てください。では、電話を切って救急車の到着をお待ちください。
◆通報者:分かりました! 鍵は開いていますので入ってきてください。
※ポイント:家族や協力者が他にいれば、自宅の開錠や救急車の誘導を手分けするとスムーズです。
救急(急病)の場合の119番通報、ここがポイント!
家族やあなたの大切な人が急に具合が悪くなったときは、不安になって焦ってしまうものです。
まずは落ち着いて正確な出動場所を伝えることが救急車が到着する一番の近道です。
◆誰の具合が悪いのか?
◆どんな症状(怪我)を訴えているのか?
◆いつからその症状があるのか?
◆冷や汗をかいたり、皮膚が冷たくなっていないか?
◆意識はあるのか?
◆いつもどおりの呼吸をしているのか?
◆出血はあるのか?
◆怪我の程度はどうか?
◆持病(既往歴)はあるのか?
◆掛かり付けの病院はあるのか?
この他にも質問されることがありますが、ゆっくりと落ち着いてオペレーターの質問に答えてください!
質問の内容は出動する救急隊員に情報提供され、現場に到着するまでに必要な器材を準備するのに役立ちます!
通報の内容から心肺停止状態であるとオペレーターが判断した場合は、心肺蘇生法をお願いすることがありますので、救急隊が到着するまでの間、救命処置にご協力ください。
いざというときのために「救命講習」を受講するのも方法です。
119番通報をするのは大人だけではありません!
子どもだけで留守番をしているとき、
通学途中や帰宅途中、急に具合が悪くなったり、
事故に巻き込まれるかも分かりません。
そんなとき、119番通報をしてくれる大人がいつも近くにいるとは限りません。
また、あなたの具合が悪くなり、話すことができなくなったとき、119番通報をしてあなたの命を助けてくれるのは誰でしょうか?
大人やこども、年齢に関係なく、誰もが119番通報を行うことができるように、日頃からご家庭で、友達同士で119番通報について考えてみてください!
1秒でも早い到着のために・・・
いざというときのために、正しい119番通報の方法をトレーニングして身につけておいてください!
大切なあなたのために、そしてあなたの大切な人のために、救急車と救急隊に1秒でも早く、来てもらうために!
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