未来家(みらいえ)不動産株式会社
2024年10月02日
私の住む街「加古川」の紹介です
鹿児の庭(かこのにわ)私の住む街「加古川」の紹介です
加古川市役所庁舎前に広がる、純日本式庭園「鹿児の庭(かこのにわ)」です。
この庭園は、なだらかに盛り上がった尾上(おのうえ)で、鹿の子がたわむれる、おおらかで、のどかな雰囲気をイメージして造られました。
加古川の古い呼び名「鹿児川(かこがわ)」にちなんで造られました
昭和48年、加古川の古い呼び名「鹿児川(かこがわ)」にちなんだ、「鹿児の庭」が造られました。
ふっくらとした花々が、覆い尽くしように咲く八重桜、薄紅色の花びらは、鮮やかさを際立たせながら風にゆれます。ヒラド、キリシマ、サツキなど、数種類のツツジが庭園全体を取り囲んでいます。
「ツツジ」は加古川市の花で、若葉との美しいコントラストを描いて咲きます。およそ70本もある加古川市の木「黒松」の堂々たる枝ぶりが庭園の重厚さを引き立たせます。
水辺を雅やかな紫色に染める花々を鑑賞できます
尾上には、十三重の石塔が立ち、傍らの滝から水が流れます。
川幅が広がり水の流れが弱まるところに、日本古来の庭園手法の一つ、葦手絵(あしでえ)の景色が造られ、葦の代わりに、およそ2800本のショウブが植えられています。
このショウブ園には伊勢物語の一節にある八つ橋が架けられ、そこからは、水辺を雅やかな紫色に染める花々を鑑賞することができます。
川は池へとつづき、池には六角形の地亭(ちてい)をしつらえ、藤棚橋が池の両岸をつないでいます。
緑豊かな都市空間、心くつろぐ憩いの場所
鹿児池の中には蓬莱島(ほうらいじま)をあしらっています。時折、水面から涼しい風が感じられます。
庭園の中央には芝生広場が広がります。その片隅の茂みに手水鉢(ちょうずばち)が据えられ、ここで「野点(のだて)」という茶会を催すことができます。
四季を彩る「鹿児の庭」は、緑豊かな都市空間を演出するだけでなく、心くつろぐ憩いの場所として、人々に愛されています。
マップ(鹿児の庭)
関連した記事を読む
- 2024/11/19
- 2024/11/18
- 2024/11/17
- 2024/11/16