雑郷の棚田(ぞうごうのたなだ)私の住む街「加古川」の紹介です
加古川市志方町、姫路市との市境近くで山陽自動車道の高架橋をくぐり、池のほとりを山裾に沿って進むと、雑郷の棚田(ぞうごうのたなだ)はあります。
棚田への日当たりを確保するため、山裾の木々は間引かれ、伐採されています。耳を澄ますと水のせせらぎの音が聞こえます。
コスモスの花が咲き乱れ、秋本番を迎えるころ、ここ志方町の雑郷(ぞうごう)の里も、稲穂が頭を垂れ収穫の時期を迎えます。
棚田(たなだ)とは?
棚田(たなだ)とは、山間部や丘陵地などの傾斜地にある稲作地のことです。
傾斜のきつい土地で耕作するため、面積の狭い田が規則的に並び、棚のように見えることから棚田と呼ばれます。
また、階段状の景観から段々畑と呼ばれることもあります。
黄金色の絨毯を敷き詰めたような稲穂
黄金色の絨毯を敷き詰めたような稲穂が、風に乗って揺らぎ輝いています。
雑郷の山裾の田んぼは、棚田になり美しい景観を作り出しています。
棚田の段差は、大きいところで2メートルもあり、この段差が、この景観を作り出しています。
棚田は手間がかかる、また、陽当りと水が大事だと、農家の人は言います。
山が近く、日照時間が短いためです。
そのため、山裾の木々は、短く伐採されているのです。
稲作りは苗を作ることから始まります
稲作りは、苗を作ることから始まります。
消毒し水につけておいた籾種を苗箱に撒き、芽が出やすいように覆いをかけます。
覆いは、二週間ほどで外し、苗の成長を待ちます。
棚田の水は、山からの湧水に頼っています。
水田が高い位置にあるため、水は貴重です。
水路は整備され、傾斜を利用して水田まで導かれます。
夏の田植え、稲の生長、小さな花、そして秋の収穫
6月、夏の近さを感じる朝、山からの湧水で満たされた水田に、苗を植えて行きます。
面積の小さな田が数多くあるため、手間がかかります。
植えられた苗は、株別れしながら伸びます。
夏の陽ざしを浴びて稲はすくすくと育ちます。
8月、藻が出て、一粒ことに白い小さな花を咲かせます。
そして秋、収穫の時期を迎えます。
先人が開拓した棚田、どこか懐かしさを感じる山里、日本の原風景が、ここにあります。
私の住む街「加古川」をもっと元気に!
加古川に暮らしていただくうえで、大切な子育て支援や地域情報、イベント情報、不動産の売買や税金に対する売主様、買主様の不安や悩みの解決、不動産取引の豆知識などを最優先で発信しています。
もちろん不動産の物件情報も大切ですが、それ以上にお伝えしたい大切な情報がある!と私は、いつもそう思っています。
それが、このブログ「未来の家」での発信です!
それらの情報をご覧になっていただいた人が、不動産のお取引で失敗や後悔することが無いように、そして、もっと加古川の魅力を知っていただき、永く加古川に住んでいただく人をもっと増やしていきたい、私の住む街「加古川」をもっと元気にしたい!
そんな思いでいます。
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