松風ギャラリー(まつかぜぎゃらりー)私の住む街「加古川」の紹介です
加古川市加古川町良野に、「松風ギャラリー(まつかぜぎゃらりー)」はあります。
加古川市役所から南へ200メートル行くと、曲線を描く外観が、目を引く白い建物が加古川市立「松風ギャラリー」です。
松風ギャラリーは、ハリマ化成株式会社の創業者「長谷川 末吉 氏」より加古川市が寄贈を受け多目的施設として、平成6年にオープンしました。
光と風と輪を表現した黄色いモニュメント
松風ギャラリーは、鉄筋コンクリート造り、地下1階地上2階建ての都会的な洗練された建物です。
屋上には加古川市出身の造形作家、中川 猛 氏(なかがわたけし)が制作した、黄色いモニュメントが置かれています。
これは、光と風と輪を表現し建物の全体のアクセントになっています。
1階ロビーの左手に展示室Ⅰ 右手に展示室Ⅱ
入口を入るとロビーがあり、左手に「展示室Ⅰ」があります。
壁面は白を基調に統一され明るい展示室になって、絵画、写真、書道、工芸、盆栽など様々な分野の個展やグループ展が開かれています。
ロビー右手には「展示室Ⅱ」があります。
ここは、外階段の下にあたり、奥に広がる空間を利用した展示室になっています。天井が高く優しい照明が、作品を素敵に演出します。
淡い木調の色合いで統一された2階「多目的ホール」
2階の広間ホワイエから中に入ると「多目的ホール」になっています。
1階とは対照的に、淡い木調の色合いで統一され落ち着いた雰囲気を持つホールです。
このホールは最大100名まで収容で、観客席が固定されていないので、人数や催しに応じて多彩な演出ができるようになっています。
音楽をはじめ、舞踊などの発表会に利用されています。
深い艶のあるブラウン色をしたグランドピアノ「ベーゼンドルファー」
また、このホールには深い艶のあるブラウン色をしたグランドピアノ、加古川市内で唯一の「ベーゼンドルファー」が設置されています。
このピアノは世界三大ピアノの一つで、ウインナートーンと呼ばれる、しっとりと心に問いかけてくるような音色が特徴です。
このピアノには「黒い白鍵(はっけん)」があります。
これは、音に広がりを持たせるように追加されたエクステンドの鍵で、通常の曲の演奏中に誤って叩かないように、黒く塗られています。
松風ギャラリーは、個展やグループ展、ライブやコンサートに
最適は鑑賞の場を提供し、気軽に芸術文化と触れ合える施設として
加古川市の文化の発展を担っています。
マップ(松風ギャラリー)
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