時の流れが違う、そして異空間の世界、生命の神秘をたどる旅、カンガラーの谷
沖縄旅行、2日目です。
ガンガラーの谷は、数十万年前までは鍾乳洞だった場所が、崩れてできた、豊かな自然が残る亜熱帯の森です。約1万8000年前に生きていた 『港川人』 の居住区としての可能性も高く、今も発掘調査が行われているそうです。
谷の広さは約14500坪、歩行距離は約1キロメートル。ガイドツアーの所要時間は、約1時間20分かかりました。足を踏み入れて初めて気づく、これはいい運動です。
『ガンガラーの谷』のツアー
バスの駐車場から少し歩くと薄暗い洞窟が見えてきます。『ケイブカフェ』と言う『ガンガラーの谷』の入り口にある、オープンカフェです。洞窟のカフェ内は、こんな感じでした。本物の洞窟でお茶するのは非日常的ですね。
ツワー開始前には、ガイドさんからの説明を受けます。
ツワーは、『ガンガラーの谷』の豊かな自然や、考古学、民族学的にも価値ある場を守るために、そして、多くの体験や体感を楽しめるように、専任のガイドさんがついてくれます。ツワー開始前にガイドさんからの説明を受けました。
ツアー時には、水筒をもらいます。歩きながらさんぴん茶が飲めるのですが、これは、暑さや熱中症対策とのこと・・・・心遣いに感謝です。
イナグ洞 が見えてきます。『イナグ』とは女性を意味します。
それでは洞窟を、くぐってツアーが始まります。川や森が広がる自然の中を歩きます。
イナグ洞 が見えてきます。 『イナグ』 とは女性を意味します。イナグ洞では、良縁や安産など、命の誕生を願う信仰の場所として、離島からも拝みに来る人がいるほどの本物のパワースポットです。
この奥に見える洞窟がイナグ洞です。中には入ることができないのですが、ガイドさんが見せてくれたフリップにある、女性をイメージする鍾乳石があるそうです。
イキガ洞です。『イキガ』とは男性を意味する沖縄の方言です。
少し川沿いに歩くと『イキガ洞』です。『イキガ』とは男性を意味する沖縄の方言です。ランプを灯しながら鍾乳洞を進むと、巨大な鍾乳石が姿を現します。
男性です。
大主(ウフシュ)ガジュマル
イキガ洞を出て今にも落ちてきそうな巨石をくぐると、ツアーの参加者に最も人気がある巨木、推定樹齢150年の、大主(ウフシュ)ガジュマルが迎えてくれます。
大主ガジュマルを抜けると、最後には、森を見渡すツリーテラス(展望台)に着きます。洞窟を抜けてからの景色は、なんとも言えない気分転換です。
ただし、このテラスは、スタッフの手作りなので、いつ落ちるかわからないそうです。・・・・ガイドさんのジョークでした。
武芸洞と、その人骨が発掘された石の棺跡
最後に、約2万年前に実際にこの地に生きていた旧石器時代の人類、港川人古代人が住んでいた跡とされる武芸洞と、その人骨が発掘された石の棺跡も見ることができました。
ここまでの大自然とは・・・・!!
マイナスイオンをビンビンに感じながら、ツワーは無事、終了しました!
次回は、青い海を目の前にしながら食べる、もずくそばの店『沖縄くんなとぅ』の紹介です。
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