志方の城山 私の住む街、加古川の紹介です。
加古川市志方町岡、田園が広がる中、なだらかな山並みが続きます。
県道43号線を北上し、志方東小学校東交差点を右折、山裾にある安楽寺を過ぎ、しばらく行くと登山口の道標が見えてきます。
仕方の城山(しかたのしろやま)への登山口です。
中世の城跡を残す代表的な城山、中道子山城
志方町の東部に位置するこの山は、仕方の城山(しかたのしろやま)です。この山は、中世の城跡を残す代表的な城山として知られ、中道子山城(ちゅうどうしさんじょう)と呼ばれています。標高271メートルで、登山上は舗装されたなだらかな道です。
少し上ると山側に、毘沙門岩が現れます。巨大な岩には神が宿るという巨石信仰の一つで、毘沙門天が祀られています。さらに進むと、階段になり山頂まで続いています。
170年続いた、広大な城塞だった赤松城の跡
ここは室町時代全盛を誇っていた、赤松一族によって築かれた、赤松城の跡です。この城は、東播磨を治めるために築かれ、およそ170年間続いたと言われています。本丸、二の丸、三の丸に分かれ、広大な城塞だったと思われます。
戦国時代、当時の城主が、敵の侵入を防ぐ目的で山腹に竹の皮を敷き詰めました。しかし、そこに火を放たれ、兵糧米を撒いて鎮火に努めたものの、落城に至ったという伝説が残っています。
また、志方の城山には、軍用金埋蔵にまつわる歌が残っています。米蔵跡付近にあるこの句碑は、地元志方町出身の三村荒礎氏の句です。蝉しぐれ、古城をあらく、子らのぼる荒礎は、昭和30年代から俳句や志方の郷土史などを研究していた、番茶くらぶの一員でした。
志方の城山は、気軽に登れる、おすすめコース!
山頂からは、権現ダム、平荘湖、遠くには播磨灘まで見渡せます。
目の前に広がるパノラマ、澄んだ空気、心地よい風は、気分をリフレッシュしてくれます。秋には、兵庫県の県花であるノジギクが咲き、紅葉が山を彩ります。春になると、桜が咲き、花見が楽しめます。
ここ仕方の城山は、気軽に登れる、おすすめコースです。
関連した記事を読む
- 2019/01/08
- 2019/01/07
- 2018/12/31
- 2018/12/30
- 仮面ライダースーパーライブ2021 仮面ライダーが加古川市民会館にやってくる!2021/03/02
- 不動産一括査定サイトの仕組みを知って便利な部分を利用してください!2021/03/01
- 住宅取得等資金贈与の特例 非課税枠条件の拡大と適用期間の延長そして注意点2021/02/28
- 加古川市の「子育て世帯応援給付金」の申請期限は令和3年3月15日(月)です!まだの人はお急ぎください2021/02/27
- 畳の大きさは地域によって異なります!京間、中京間、江戸間、団地間、1畳の大きさ2021/02/26
- パワースポット巡りへ「国宝四ヵ寺trip」特設サイトオープン!加古川は「鶴林寺」2021/02/25