七ッ池・志方東公園(ななついけ・しかたひがしこうえん)私の住む街「加古川」の紹介です
県道118号線(小野志方線)の道沿いに、深い谷と、土地の高低差を活かして堰を築いた「ため池」が並んでいます。それが「七ツ池(ななついけ)」です。
七ッ池がある加古川市志方町細工所は、加古川市の北部に位置し、山間に水田が広がる、のどかなところです。
城山の北西側に並んでいる、下の池・新池・上の池・平池・明神池・笹池・惣右衛門池、の七つの池を「七ッ池」と呼んでいます。
池の南側にある「志方東公園(しかたひがしこうえん)」内には、自由広場、グラウンドゴルフ場、テニスコート(ナイター完備)、複合遊具があり、豊かな自然とスポーツを同時に楽しむことができます。
300年前に造られた「七ッ池」の水の流れ人の営み
加古川市を含めた播磨地域は、瀬戸内海式気候に属していて穏やかな四季の移り変わりが見られます。
ただ、一年を通して雨が少ないうえに、田畑を潤す川の流れが少ない土地でもあったため、人々は田畑に水を引くために、灌漑用水としての「ため池」を築きました。
水の流れは、「笹池(ささいけ)」と「惣右衛門池(そううえもんいけ)」を境に、細工所方面と野尻町方面へと分かれます。
「惣右衛門池」の水は、東側の水田を潤し、西側は上から「笹池」「明神池(みょうじんいけ)」「平池(ひらいけ)」そして、最も大きな「上の池(かみのいけ)」続いて「新池(しんいけ)」「下の池(しものいけ)」と順に堰き止められ、細工所方面へと水が導かれます。
これらの七つのため池は、およそ300年前に造られたと考えられます。七つの池の付近には、古くから人の営みがあり、旧石器時代の遺跡が出土しています。
また、近年の池の改修時、「上の池」と「新池」の北側の丘陵地に、須恵器などを焼いた、奈良時代の窯跡も確認されました。
七ツ池の南側「志方東公園(しかたひがしこうえん)」
「七ツ池」の南側、中道子山、志方の城山の裾野に「志方東公園」があります。静かな谷間に広がる緑豊かな公園は、「加古川右岸自転車道」の終点になります。
広大な自然の中で、思う存分身体を動かすと、心も身体もリフレッシュできます。
志方東公園の老若男女が楽しめるプレイ施設
周りを木々に囲まれた「テニスコート」は、公式試合に用いられる、人工芝のコートが四面あり、自然を感じながらプレーができます。
二面のコートにはナイター照明が完備されています。
野球やサッカーなどが楽しめる、ナイター照明完備の「多目的広場」は、春には広場を囲むように桜が咲きます。
「アスレチックや滑り台、砂場」は、木陰やベンチは、休日には多くの親子連れで賑わい、遊び盛りの子どもたちに人気です。
広大な自由広場の奥には、「志方グラウンドゴルフ場」があり、谷間の丘陵地に「ひばりコースト」と「うぐいすコース」の2コースが整備されています。
のんびりと休日を過ごせる「志方東公園」
志方東公園の周辺には、「志方の城山」や「権現ダム」があり、散策やサイクリングなどを楽しめる場所です。
澄みきった空気、木陰の中を風が心地よく吹き抜けて行き、野鳥のさえずり草木の香りを感じながら休日を過ごしてみませんか。
マップ(志方東公園)
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