メガバンクも、住宅ローンの事前審査をネット申請に移行!
支店に赴いても住宅ローンの担当者がいない、或いは経験の浅い人しかいない。
基本はネット申請に移行するため、
分からないことは電話相談にて対応する、と言う形です。
ですから、メガバンクの支店には住宅ローンに精通した人がいなくなるのでは?
今まで、各支店の住宅ローン専門窓口で、
担当者と顔を付け合せて手続きしていた私たち世代には、少し不安が残りますが、
これも、時代の流れなのでしょうね。
ネット銀行に圧迫され、低金利時代に金利優遇幅を拡大し、収益が悪化するメガバンク。
住宅ローンを取り扱うネット銀行は、
ソニー銀行、楽天銀行、じぶん銀行、イオン銀行、住信SBIネット銀行ですが、
2019年夏頃から、ジャパネット銀行も住宅ローンの取り扱いを始めるそうです。
ネット銀行は、店舗を持たないので、
運営費や人件費を抑えることができます。
低く金利を設定して、積極的に住宅ローンの貸出を行っています。
また、ネット銀行の特徴は、保証会社を利用していないので保証料が不要です。
ただし、銀行事務手数料が高く設定されている場合が有ります。
そして、ネット銀行では、申込みから契約まで、店舗に足を運ぶ必要が無く、
仕事などで忙しくて時間が取れない方にとっては、
手続きの時間を選ばず、非常に便利です。
ほとんどのネット銀行では、書類のやりとりをメールや郵送で行っています。
対する、メガバンクのほとんどは、
駅前や、駅に近い場所に店舗があります。
当然、行員さんも多く、人件費や賃料は高くなります。
ネット銀行の圧迫と、長引く低金利時代は、メガバンクの体力を奪ってきました。
金利優遇(顧客の属性により店頭金利を優遇する)も常態化していて、
店頭金利2.475%(変動型)で、住宅ローンを借りることはほとんど有りません。
最近、某パワービルダーが売主様の提携ローンを取り扱いました。
もちろん、ネット銀行だったのですが、
売主様の担当者も、取り扱ったことが無かったため、
提携ネット銀行に、いろいろ質問や相談をして、手続きを進めました。
提携ローンということで、お客様が直接申し込むよりも、金利が優遇されました。
これは、是非、利用すべき住宅ローンです。
なんと、審査に合格すれば、変動金利 0.42%で、利用できるのです!
私たち不動産屋さんも、経験則だけでローン商品を探すのではなく、
もっと幅広く、お客様が有利に購入いただける住宅ローンを
探して行かなければならない時代が来ていると思います。
気づくのが、ちょっと遅いですか?!
最後に、ネット銀行、ネット申請のデメリットを書いておきたいと思います。
ネットで申請する住宅ローンのデメリットはこの4つです!
①審査が厳しい、時間がかかる。
(申込みから資金実行まで2ヶ月かかる場合もあります)
②事務手数料が高い(融資金額の1%~2% 保証料は基本的に不要)
③対面でやりとりができない。(電話でのやり取りは可能)
④自分で書類を作成、管理する必要がある。
(入力不備が有ると時間がかかるので注意!)
メリット、デメリットは、何事にもつきものです。
よく勉強して、自分たちに合ったローンを探して行きましょう。
もちろん、そのお手伝いもさせて頂きますので、お気軽にご相談ください。
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