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水曜日
2020年07月23日
ブログ「未来の家」

自己資金ゼロでマイホームが買えるなんて嘘!

ある不動産業者に、

「物件価格に対しては住宅ローンを利用して、購入に必要な諸費用には諸費用ローンを利用すれば、自己資金ゼロでも、マイホームを購入できますよ!」と言われたお客様のお話です。

住宅ローンと諸費用ローンの事前審査を受けて承認(OK)が出たので、いざ、売買契約へ。しかし、売買契約を締結することができなかったのです。何故でしょう????

そこで今日は、「自己資金ゼロでマイホームが買えるなんて嘘!」について書いてみたいと思います。

 

売買契約時には「手付金」の準備が必要!

ひとつ知っていて欲しいことが有ります!

それは、売買契約を締結するときに「手付金」が必要になるということです。

 

手付金の額については、契約案件ごとで異なりますが、おおむね売買価格の5%から10%前後に設定することが多いですね。

この「手付金」は、住宅ローンや諸費用ローンが融資実行される前に必要ですので、おのずと「自己資金」でのご準備が必要となります。

 

物件価格の100%を、住宅ローンで借入し、購入の諸費用も、諸費用ローンで全額借入することは可能ですが、「手付金」を支払うときには、住宅ローンも諸費用ローンも利用することはできないのです。

 

ですから、「手付金」は、一時的ですが「自己資金」での準備が必要となりますので、知っておいてください。

 

諸費用ローンについて少し詳しく説明します

物件価格以外にも家の購入には諸費用が必要になります。

その諸費用も住宅ローンとは別にローンに組み込むことは可能です。

 

マイホームを購入する場合、物件価格以外に諸費用として、ローン保証料、火災保険料、登記費用、収入印紙代、そして仲介手数料、引越し代金や家具の購入費用などが必要になります。

そして、諸費用ローンの借入限度額は、金融機関によって違いますが、だいたい、物件価格の約10%程度です。

 

住宅ローン+諸費用ローンの返済能力が審査基準を満たしていますか?

諸費用ローンについて、少し詳しくご説明をします。

便利に感じる諸費用ローンですが、当然、住宅ローン同様に審査があり、これに通らなければ、借りることはできません。

 

具体的には、住宅ローンと諸費用ローンの返済額が、金融機関の定める返済比率などの基準を超える場合は、借りることができません。

諸費用ローンを借りるためにも費用がかかり、金利負担もありますから、出費が増えることは間違いないのです。

 

諸費用ローンを借りることで、住宅ローンの金利が高くなる場合も

金融機関の審査は三段階あります。

 

1.頭金(物件価格の10%~20%)と諸費用を準備して、マイホームを購入する場合

申し込むのは、住宅ローンのみ 借入額は、物件価格の80%~90%

 

2.諸費用のみを準備して、マイホームを購入する場合

申し込むのは、住宅ローンのみ 借入額は、物件価格100%

 

3.自己資金ゼロで、マイホームを購入する場合

申し込むのは、住宅ローンと諸費用ローン

借入額は、物件価格100%、そして諸費用も100%

 

段階を追うごとに「金融機関の審査が厳しくなるだろう」と言うことは分かっていただけると思います。

また、段階を追うごとに、店頭金利からの優遇率が低くなり、実際に、諸費用ローンも借りることで住宅ローン自体の金利も多少高くなる傾向もあるのです。

 

いずれにしましても、将来の生活設計をお考えになられて、その上で、諸費用ローンを利用するか、ご決断ください。

 

この記事を書いた人
清水 浩治 シミズ コウジ
清水 浩治
◆ブログ「 未来の家」では、私の住む街「加古川」の魅力を紹介、不動産に関する豆知識や、トラブル解決など、情報発信を日々行っております。◆「家や土地の物件情報も大切です。しかし、もっと大切な情報があるはず!」と、私は、いつも考えています。◆加古川市で暮らしていただくうえで、大切な子育てや、お役立ち地域情報、不動産の取扱いについて知っていて欲しいことを最優先で発信しています。
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