御遺骨になっても感染予防が必要なのですか?新型コロナウイルス 岡江久美子さんからのメッセージ
新型コロナウイルスは御遺骨になっても感染予防が必要なのですか?
新型コロナウイルス感染による肺炎で23日に亡くなられた女優の岡江久美子さんが荼毘に付され自宅に戻ったときに、感染を避けるためなのか、玄関前に御遺骨が置いていかれた場面を見ました。
家族が感染すると、家族感染を避けるため、たとえそれが最愛の人であっても、お見舞いも看病もできず、ましてや最期のお別れすらできずに焼かれてしまい、変わり果てた姿になって玄関先に置かれる御遺骨。
自分に置き換えて考えることすらできない場面でした。
悲しすぎる無言の帰宅シーンが与えたメッセージ
テレビで悲し過ぎる無言の帰宅の様子を放送していました。
たくさんのカメラやフラッシュを浴びながら、岡江久美子さんの御遺骨が玄関前に置いていかれたシーンです。
このシーンを報道したことには賛否、いや否の方が多いですが、そこには大きなメッセージがあると感じています。
新型コロナウイルスに感染したときに軽症と診断されても、その時点で家族にはもう会えません。そして短期間で重篤化し家族に看取られることなく一人で死んで行くのです。
そして、誰にも見送られないまま荼毘に付され、御遺骨は遺族に手渡すのではなく玄関先に置いていかれるのです。
このことは、新型コロナウイルスで家族を亡くした人しか知らないはずです。
これを知った私たちには、再度新型コロナウイルスは恐ろしくて悲しくて辛いと言う強いメッセージになったことは確かだと思いもいます。
志村けんさんと岡江久美子さんからのメッセージ
本当に多くの国民から愛された志村けんさんと岡江久美子さんの小さくなった亡骸は、私たちに「新型コロンウイルスは本当に怖い病気だと知って欲しい」「もっと真剣に新型コロナウイルスと向き合って欲しい!」と言う大きなメッセージを送ってくれているのだと思います。
本当に他人事ではありません。「これくらいなら大丈夫」そんな軽い気持ちがもしかするとあなたの大切な人の命を奪うことになるのです。
いつまで続くか分からないからこそ、はやく収束させるためにも不要不急の外出を控え、自分を、そして大切な人を守ってください。
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