未来家(みらいえ)不動産株式会社
2021年09月28日
お寺で頂いた心に沁みる言の葉
他人(ひと)のために「ポケットの中のほこり」お寺で頂いた心に沁みる言の葉
服の表面についたほこりなら、
自分の目でも見ることができるので、
はたけば簡単に取れるかもしれません。
でも、
ポケットの中の奥の方に溜まったほこりは、
知らず知らずのうちに増えて塊り、
溜まっていることにも気づかず
取ることさえ忘れてしまいます。
知らず知らずのうちに増える「悪因」
「悪因」は、ポケットの中のほこりのように、
知らず知らずのうちに増えて固まっています。
「悪因」を増やすには、
ポケットの中のほこりのように、
増やす努力はいらないのです。
逆に、「善因」を増やすには
増やしていこうとする気持ちと努力が
必要になります。
もし、過去からの「悪因」が目に見えれば
その汚れを綺麗にするためには、
よほどの努力がなければ、
できないことに気づけると思うのですが、
そう気づくことができないのが人の常でしょう。
これが蓄積される「ほこり」です
ですから、
人を傷つけても、人に嫌な思いをさせても、
相手が何も言わなければ、
その日が何事もなかったかのように過ぎてしまい、
明日も明後日も同じことを繰りかえしてしまう。
これが、
蓄積されていく「ほこり」つまり「悪因」です。
「他人(ひと)のために!」にと行なうことは、
「悪因」をこれ以上増やさず
「善因」をもっと増やす行為です。
明日がある、明後日がある、まだ次がある、
そんな安易な気持ちでは、
そうはさせまいとする自分の心が
「悪因」を増やそうとします。
大げさですが、
今このとき、今日この一日が、
全身全霊をかけて
「善因」を増やすために取り組む
真剣勝負でなければならないのです。
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