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水曜日
2018年11月07日
ブログ「未来の家」

多木浜洋館、別名あかがね御殿・別府港 私の住む街、加古川の紹介です。

加古川市別府町東町、そこに、多木浜洋館(たきはまようかん)はあります。

 

漁船が並ぶ別府川(べふがわ)のほとりに、建物全体が銅板葺きの歴史を感じさせる洋館が建っています。



肥料会社として成功をおさめた創業者、多木久米次郎氏が、来賓を迎えるために建築した多木浜洋館です。

 

『あかがね御殿』と呼ばれた『多木浜洋館』

この建物は、大正7年に着工し、昭和8年に完成しました。木造3階建て、一部4階建ての洋館です。当時、屋根や外壁に貼られた銅板が、銅色(あかがねいろ)に輝いていたことから、あかがね御殿と呼ばれました。

 

軒や庇の裏側まで全面に銅板が張り込められ、傾斜の異なる屋根が複雑に重なり合い、どこにも類を見ない建築様式です。

 

この多木浜洋館は、平成14年、国の登録有形文化財になりました。

 

多木浜洋館、石造りの門から玄関、そしてホールへ

石造りの正門から中に入ると、重厚な玄関に続きます。外壁には、創業からの神代鍬(じんだいぐわ)を図案化した社章や、様々な装飾が施されています。



玄関の内扉を開けると、ホールが広がります。吹抜けを設けた木造の折れ階段、気品ある装飾が来賓を迎えます。

 

1階、大広間

1階の大広間、天井は格子状に組まれた格天井、そこには、農作物にちなんだ植物の鮮やかな彫刻が組み込まれ、格調高い芸術作品です。

 

壁紙には西陣織を使い、絢爛たる装飾は最高の贅を尽くしています。床面は、手の込んだ寄木の床、壁面の腰には木彫りの家紋をあしらっています。

 

2階、貴賓室

2階の貴賓室、大きな鏡が部屋を映し出すことから、鏡の間とも呼ばれています。この部屋も上質な寄木の床、装飾された腰壁、天井は落ち着いた朱の色合いの、折上げ格天井で金色に草花の彫刻が施されています。

 

この独創的な多木浜洋館は、銅色だった外観に緑青(ろくしょう)が吹き、今はまわりの風景に溶け込み、深い味わいのある雰囲気を漂わせています。

 

別府港・・・・昔と今

別府川の河口、多木浜洋館近くに、別府港(べふこう)があります。

 

昔は、遠浅の海岸が広がる、別府海岸として海水浴や潮干狩りで賑わうところでした。昭和42年の夏を最後に、海岸は埋め立てられ、工業地帯へと変わっていきました。

 

別府港は、現在、播磨灘北東部の明石市、播磨町、加古川市、高砂市の東西およそ14キロメートルにわたる東播磨港として、播磨工業地帯の中心的役割を果たす港になっています。

 

別府みなと緑地からは、臨海部の工場の建物や大型貨物船が接岸する、ダイナミックな光景が臨めます。

 

夜は、工場や貨物船の放つ光が、ロマンチックに港の夜景を彩ります。

 

マップ(地図)

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