家を売るときの「 売主様の自覚と心構え」買主様は「あなたのお客様」【rewrite】
家(マイホーム)など不動産を売るということは、当り前のことですが、あなたが売主(商品を売る側の人)で、買主は、あなたのお客様になりまsn。
売買契約では確かに売主様と買主様は平等の立場になりますが、どちらがお金を出す側かということで判断すると、買主様がお客様ということになります。
不動産を売る場合、あなたが売主で、買主は「あなたのお客様」という関係を念頭に、売主としての自覚と心構えが大切になるのです。
そこで今日は「家を売るときの 売主様の「自覚と心構え」買主様はあなたのお客様」について書いてみたいと思います。
【rewrite】2022.007.21 【Original posting】2019.03.11
仲介業者からみれば「あなたはお客様」です
不動産を売却するときは、ほとんどの場合、不動産業者にその仲介を依頼し、売れたときには、不動産業者に仲介手数料を支払います。
そのため、仲介業者からすれば「売主もお客様」になるのですが、そのことが、売主様に「買主様が自分のお客様」だということを忘れさせてしまうのです。
不動産業者からすれば、売主様もお客様ですので、売主様の態度や言動にまでは、立ち入ったことを言わないものです。
だからこそ、売主様自身が、売主としての自覚、つまり「買主様は自分のお客様」だという思いを持っていただくことが、不動産を売る際には、大切になってくるのです。
買主様は「あなたのお客様」なのです
内覧や内見(物件の見学)では、あなたや、あなたの家族の生活そのものを、買主に見てもらうことになります。
内覧時に立ち会う人は、売主であるあなた、あるいは、あなたの家族です。
例えば、お客様をお迎えするときに、売主が「私もお客様だ」というような態度でいたとすると、これから高額な買物をする買主の立場から見たら、どのような印象を持ってしまうでしょうか。
また、買主(お客様)を連れてくるのは、ほとんどの場合、あなたが依頼した不動産会社とは別の不動産会社(買主が仲介を依頼している不動産会社)の担当者です。
この仲介担当者は、買主の希望に合った物件情報を、複数紹介しています。
買主が、あなたの家まで内覧に来たということは、資料上では、あなたの家も気に入っているということです。
そこで、買主と、その仲介担当者に、どういう印象を与えるかが重要になるのです。
大切ななのは「あなたと物件に対する第一印象」
買主は、将来の夢と一緒に、現実の生活空間を見に来ます。
自分が、ここに住んで居心地がいいのかどうかを感じとり、他の物件と比較検討して見極めるわけです。
そこで、売主であるあなたは、
ご自宅に対して、色んな角度から買主に良い印象を与えることが、売主としての営業活動になるのです。
不動産に限らず、他の商品も同様ですが、「第一印象がとても大切」だということです。
そこで、必ず綺麗にしておきたい箇所は、キッチン、トイレ、バス、洗面所など、水周りは必須です。
ここが汚いと、絶対と言っていいほど、家の商品価値は落ちます。
次に、意外と忘れがちなのが臭いです。
住んでいる人には気にならなくても、他人には不快に感じることもあります。
特にペットと一緒に暮らしているお家は気をつけてください。
もちろん、部屋を清潔にして整理整頓しておくこと、
そして、お客様を暖かくお迎えする気持ちが大切になります。
良い印象は良いご縁につながります
もし、買主が他の物件で決めたとしても、
その仲介担当者が、あなたと、あなたの家に良い印象を持ってくれれば、別の買主に「この物件の売主様は、とても感じのいい方ですよ」「この物件はおすすめですよ」と、プラス評価で紹介してくれるでしょう。
しかし、逆の場合は、
別の買主を連れてきたとしても、
あなたや、あなたの家について、
印象の良い紹介をしてくれることは、残念ながら考えられません。
最悪の場合は、買主に紹介すらしてくれないでしょう。
当り前のことですが、
あなたの不動産を買ってくれる方は、一組だけです。
その一組に早く巡り合うためにも
「売主としての自覚と第一印象」を大切にしてください。
◆関連記事も是非ご覧ください
家を売るときの「 売主様の自覚と心構え」チャンスを逃さない!
https://miraie-f.co.jp/contents/1877
関連した記事を読む
- 2024/10/28
- 2024/10/27
- 2024/10/26
- 2024/04/09