家を売るときの「 売主様の自覚と心構え」チャンスを逃さない!【rewrite】
営業マンであれば、営業活動のためには、極力お客様のご都合に合わせて動くことは、当然のことです。
そこで、売主であるあなたを、高額商品を扱う営業マンとして考えてみましょう。
ご自宅の売却理由には、様々な事情がありますが、家を売却する際には、空き家状態よりも、居住中の状態で売ることの方が多いものです。
その場合、内覧や内見時に買主と接するあなたの「売主としての自覚と心構え」が必要となるのです。
そこで今日は「家を売るときの「 売主様の自覚と心構え」チャンスを逃さない!」について書いてみたいと思います。
【rewrite】2022.007.12 【Original posting】2019.03.12
買主からの内覧申込み、チャンスを逃さない
住みながら売却活動を行う場合、あなたの仲介担当者は、内覧や内見希望者がいる場合、必ず、あなたにアポイントを入れます。
そのアポイントは、できるだけ逃さないようにしてください。
内覧希望者は、いつ現れるか分かりません。
それを断れば、もう見に来てくれないかもしれませんので、出来るだけ、その人の希望日時で見てもらえるようにしてください。
そのためには、仲介担当者に、
いつでも連絡が取れるように、携帯番号やメールアドレスを預けるのはもちろん、出掛ける際も、いつ出掛けて、いつごろ帰るのかを報告するように、心掛けてください。
また、あなたが、内見に立ち会えない場合は、立ち会いをお願いできる人を用意しておくことも重要です。
こうして「売却のチャンスを逃さない」ようにしましょう。
内覧時の「ストーリー・シナリオ」を用意
内覧時に買主は、売主であるあなたに、色々なことを質問します。
よくある質問は、以下のような内容です。
・向こう三軒両隣は、どんな人か
以上のように、住んでいないと分からないことを質問されます。
その際には、正確な情報を正直に伝えなければなりません。
買物施設が近くにないと、これから住む側としては不安ですし、治安も含めた周辺環境も、もちろん気になります。
急に聞かれて、慌てないように答えを用意しておいてください。
この場合、必ず正直に答えることが大切です。
周辺施設や環境などは、ウソをついてもすぐ分かってしまいますし、そのことで信頼を落とすことになります。
買物施設が近くても、例えば
「私は車で10分の○○スーパーまで行っています」
「週末に、駅前のショッピングモールで、まとめ買いをしています」
「私は仕事で、いつも帰りが遅くなるのでネットスーパーを利用しています」など、
正直に、あなたの生活パターンを伝えてください。
それが買主にとっても、役立つ生活情報になるのです。
買主が特に気になるのが「あなたの売却理由」
また、買主にとって気になるのが「売却理由」です。
物件を気に入った場合は特に、
「何故、この物件を売らなくてはならないのか」
「何か見えない欠陥があるのではないか」
「近隣とのトラブルがあるのではないか」と
疑ってしまうものです。
そんなときに、すかさず
「転勤で手放すことになった」
「子どもができて手狭になった」
「両親を引き取ることになり買い換える」など、
答えに淀みがなければ買主は納得します。
しかし、曖昧に答えてしまうと不安を与えてしまいます。
あなたも、この自宅を大変気に入っていること、そして、大切に暮らしてきたことを、素直に伝えることができれば、買主も安心します。
不動産の売却活動では「あなたが売主」であり、
買主は、高額資金を調達して自宅を買ってくれる可能性のある「大切なお客様」であるということを、くれぐれも忘れないようにしてください。
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