持ち家なのに急な転勤辞令! 4つの選択肢と最良の選択とは? Part4
建てたばかりのマイホームなのに・・・! まだ住宅ローンが残っているのに・・・! ご主人の転勤辞令が・・・・頭が真っ白になってしまいますよね。しかし、決断しなければならないことがたくさんあります。
そんなときの選択肢が、
「持ち家を賃貸にして家族で引っ越す」「持ち家を売って家族で引っ越す」「家族は持ち家に残り単身赴任をする」「空き家のまま残しておく」の4つです。
今日は、4つの選択肢のうち「家族は持ち家に残り単身赴任をする」場合のメリット・デメリットについて書きます。
転勤に伴い、単身赴任する場合のメリット・デメリット
メリットです。
①ご家族の生活環境が変わらなくて済みます
②会社が家賃を補助してくれる場合があります
③帰省手当が月に数回出る場合があります
④住宅ローン控除が受けられる
次に、デメリットです。
①経済的な負担が大きくなる
②ご主人が働きながら家事も全てこなさなくてはなりません
③家族のふれあいが減ってしまいます
それでは、詳しくご説明します!
会社によっては、転居先家賃の何割かを負担してくれる場合や、社宅を格安で貸してくれる場合があります。
また、帰省手当が月に数回出る会社もあって、休みには自宅に帰り家族と団欒も楽しめますが、毎日顔を合わせることができないので、やはり寂しいですよね。
家族のために仕事を頑張って帰ってきても、家には誰もいないので、ご主人が一人で家事全てをしなければなりません。大変だと思います。
ローンを借りている本人が単身赴任しても、家族がそのまま住んでいる場合は、住宅ローン控除を受けることができます。それでも、光熱費、食費が2ヶ所分になるので、経済的負担は増えてしまうでしょう。料理が苦手なご主人でしたら、外食の回数が増えてしまい、もっと負担が増えるかもしれませんね。
家族全員で引っ越すと、お子さんが小さい場合は、さほど環境の変化も苦にならないと思いますが、中学生や高校生ともなるとそうはいきません。親しい友だちと離れ、新しい環境に馴染むことも大変です。学力的な違いや、受験の時期と重なってしまったらさらに大変です。
ご主人の生活は職場が中心となりますが、奥様やお子さんのは、周囲の環境が中心となります。ご主人にかかる負担と、家族が感じる負担は違うものです。特にお子さんは難しい時期に転校すると、精神的な負担が大きくなってしまいます。
経済的な負担は大きくなりますが、転勤の時期や期間、お子さんが今どういう時期なのかを慎重に考えて、単身赴任なのか家族全員で転居するのかを決めてください。
次回のブログは「転勤に伴って持ち家を空き家のまま残しておく場合のメリット・デメリット」です
次回のブログは、「転勤に伴って持ち家を空き家のまま残しておく場合のメリット・デメリット」です。ご興味のある人は、次回も読んでみてください。
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