我が家の「歴史書類」と「ガイドブック」将来、家を売却するときに慌てず失敗しないための準備です
我が家の「歴史書類」と「ガイドブック」
それは、将来、家(ご自宅)を売却するときに、慌てず、失敗しないための準備です!
家を売るときに「失敗したくない」、誰しもが思うことです。
そこで今日は、家を売るときに失敗しないために役立つ「家を売るときの準備」 について書いてみたいと思います。
我が家の「歴史書類」と「ガイドブック」は、いざと言うときに、慌てず、失敗しないための準備ですので、是非、参考にしてください。
今は、まだ先のこと!でも、いずれ将来、家を売るかもしれない?
「子どもたちが独立して、夫婦二人では広すぎる」
「転勤の辞令がでて、もう帰ってくることはないだろう」
「家族が増え、もう少し広いお家に買い換えたい」 など、
いろいろなご事情で、愛着があり思いでもいっぱい詰まったご自宅を売却しなければならない人もいらっしゃると思います。
そんなときのために、少しずつ準備をしておくと、いざと言うときに、落ち着いて行動できて、売却もスムーズに運ぶものです。
実際に売却活動が始まると、いろんな手続きや、引越し準備などで、思っている以上に時間が取れないものです。
精神的にはもちろん、時間的にもゆとりを持つことが大切です。
今のご自宅を欲しいと思いますか? 整理整頓、そして清潔にする
「この状態ではちょっと買う気にはならないなぁ」 と少しでも感じたら、
どこを、どのようにすれば 「グッ!」 とくるのか、買主様の気持ちになって、ご自宅を隅々まで点検してみてください。
やはり 「家をきれいにすること」 はとても大切なことです。
「売りに出すときに」「買主が見学するときに」片付ければいい と思っているあなた!
お家の印象は、見学のときだけでなく、そこにお住まいになっているご家族の歴史が記憶として表れます。
普段から整理整頓され、掃除が行き届いたお家には、なにかアピールするものがあり、不思議と、その空気は人に相手に伝わるものなのです。
我が家の「歴史書類」は、お手元にありますか?
歴史書類とは、ご自宅をご購入されたときから今までに残されてきた書類です。
購入されたときの、
売買契約書、請負契約書、設計図書、建築確認済書、検査済書、土地の測量図、
増改築をされていれば、その関係書類、そして登記済権利書
マンションであれば、
分譲時のパンフレット、管理規約、定期総会の議事録、その他、回覧書類などです。
長年お住まいになっている方に多いのが、この歴史書類や必要書類の紛失です。
いまお住まいになっているご自宅の、登記簿上の所有者は誰ですか?
「そんなの、私に決まっているでしょう!」 と、ほとんどの方が思っています。
そして、ほとんどの場合、それが正解です。ただ、なかには、
「私の名義だと思っていたのに、亡くなった父親の名義のままだった!」
ってことがあるのです。
万が一のためにも、土地と建物の名義人を確認しておきましょう。
住宅ローンの借入は、いくら残っていますか?
正確なローン残高を確認しておきましょう。
住宅ローンの残債は、住宅ローンを借りたときに、
金融機関から郵送されてくる「返済予定表」を見るとわかります。
売却価格よりも、住宅ローンの残債が多い場合は、
自己資金のご準備が必要となりますので、確認をしておきましょう。
もし、返済予定表を紛失している場合は、
金融機関に依頼することで再発行してくれます。
購入を検討する方の心に響く我が家の「ガイドブック」
我が家の「ガイドブック」を作っておくと、購入を検討される方に良い印象を与えます!
我が家のガイドブックは、
先に書いた歴史書類(設計・施工・維持管理に関するすべての情報)を集めて、
設計段階、施工段階、施工時の写真、施工関係者や定期点検の記録、
家具、家電の取扱説明書、リフォームや増改築の記録など、
いつ、誰が、どのようにしてきたのかが、分かりやすくなっていると、ご自宅に対してはもちろん、あなたに対する信用度が高くなります。
また、売却物件として、私たちが査定をさせていただく際にも、大変参考になる書類となります。
例えば、新築建売住宅には、業者が作成した細かい情報や資料がありますが、
中古物件にはそれがないため、我が家の「ガイドブック」 を作っておけば、安心される買主様は非常に多いのです。
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