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2020年08月17日
ブログ「未来の家」

不動産の「一括査定サイト」の注意点!わざと高い査定価格を提示する不動産業者の目的

昔は、査定を依頼する場合、不動産屋さんに電話したり、お店まで行って相談していましたが、今ではインターネットでの査定依頼が増えているように思えます。

 

なかでも、 不動産の「一括査定サイト」 を利用されている人が多いのではないでしょうか?

そこで今日は、そんな「一括査定サイト」を利用するときに注意して欲しいことを書きたいと思います。

わざと高い査定価格を提示する不動産業者の目的とは!

 

最近よく利用されている不動産売却の「一括査定サイト」とは?

では、不動産の「一括査定サイト」とはどのようなものなのでしょう?

 

通常、複数の不動産会社に査定を依頼する場合、それぞれの不動産会社に連絡をしなければなりませんが、「一括査定サイト」を利用することで、入口となるページに情報を入力するだけで、複数の不動産会社へ一括で依頼ができるのが、このサービスです。

 

不動産売却一括査定サイトの注意点! 査定金額が高い会社が必ずしも良いとは限りません

不動産の売却を検討しているときに「一括査定サイト」を利用して、複数の不動産会社に依頼をした場合に注意したいのが、査定金額が一番高い会社が、必ずしも良いとは限らないことです。

 

そもそも、査定価格とは「おおむね3ヶ月あれば売却できるであろうと想定した価格」のことです。

 

売主様なら、高く売れた方が良いと考えるのは当たり前のことです。でも、

「公示価格(基準地価)」「相続税評価額(路線価)」や「固定資産税評価額」そして「近隣の成約事例(実勢価格)」の 一物四価 を基に算出される査定価格に、大きな差がでることは、そうはありません。

 

※「一物四価」については、以前のブログをご覧ください。

 

運がよければ、いつかは売れるでしょう

複数の不動産会社に、査定を依頼するときのデメリットは、売却活動期間が長期化する可能性が高いということです。

不動産会社が「提示した金額で必ず売れます!」 と保証してくれない限り、高いからと言って売れる金額とは限らない、と言うことです。

 

査定依頼を受けた不動産会社は、専任媒介契約取得(売却を依頼されること)を優先するがあまりに、競い合って「当社なら高く売ります」とアピールするだけのために「わざと高い査定価格」を提示する会社が少なくないのです。

 

こういったケースでは、多くの場合、「3ヶ月以内に売却できるであろう価格」 を超えているのが現実です。分かりやすく言えば「運がよければいつかは売れる価格」 です。

そして、売れなければ、値下げの提案を重ね、買主様が見つかったら、そこでも値下げ交渉をして販売すればいいと考えた「長期戦を視野に入れた価格」なのです。

 

買い換えなどで売却しなければならない期限がある場合だと、そのことが足かせとなり、結果的に大幅に値下げをして売らなければならなくなった、と言うケースもあるのです。

 

知っておきたい、売却に関する5つの価格

不動産には、一般的に下記の5つの価格があります。

◆売却様希望価格・・売主様が希望する価格
◆査定価格・・・・・不動産会社が物件調査を行い「一物四価」を基に算出する価格
◆売出し価格・・・・売主様希望価格と査定価格を基にご相談のうえ決定する価格
◆購入希望価格・・・買主様が購入を希望する価格
◆成約価格・・・・・売主様と買主様が合意して、売買契約が成立する価格

 

価格の順番としては、
売主様希望価格 売出し価格 成約価格 査定価格 購入希望価格 です。


売出し価格は、売主様の希望が強く反映されるので、査定価格よりも高くなるのが一般的です。これらを踏まえて、一括査定サイトを利用すれば、ある程度の相場観を養うことができると思います。

 

この記事を書いた人
清水 浩治 シミズ コウジ
清水 浩治
◆ブログ「 未来の家」では、私の住む街「加古川」の魅力を紹介、不動産に関する豆知識や、トラブル解決など、情報発信を日々行っております。◆「家や土地の物件情報も大切です。しかし、もっと大切な情報があるはず!」と、私は、いつも考えています。◆加古川市で暮らしていただくうえで、大切な子育てや、お役立ち地域情報、不動産の取扱いについて知っていて欲しいことを最優先で発信しています。
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