家の売却で信頼できる不動産会社、信頼できる担当者に出会うための方法!
あなたが家を売るときに、信頼できる不動産会社と、担当者に出会うことは、売買成功の一番の近道です!
とは言っても、初めて不動産を売却する人にとって、信頼できる不動産会社がどこなのか?どのように判断したらいいのか?その基準がわからないと思います。
購入するよりも難しい不動産の売却です。
売買を成功へと導くためには、信頼できる会社、信頼できる担当者に出会うための方法を知って、売却を任せられる不動産会社、担当者に出会って欲しいと思います。
大手不動産会社を選ぶのか、地域密着の中小の不動産会社を選ぶのか、メリットとデメリット!
一般的には、実績件数や知名度のある大手不動産会社に対して信頼できるイメージを持つと思います。
不動産の情報という点では大手も中小も、不動産業者間の情報共有サイト「レインズ」を検索することで入手できるので、情報量に大きな差はありません。
そこで、信頼できる不動産会社の見極めポイントは、大手、中小、双方にあるメリット・デメリット、そして、会社の規模に応じた特徴と傾向を知ることです。
それを把握して、不動産の売却を依頼する基準を見てみましょう。
大手不動産会社のメリット・デメリット
大手不動産会社のメリット
1.顧客情報量や取引実績が多い
2.全国展開している会社が多い
3.広域エリアで対応してくれる
4.広告活動費が充実している
大手不動産会社のデメリット
1.契約優先傾向がある
2.月末までの契約を強要する傾向がある
3.契約が見込めない物件は後回しにされる可能性がある
4.マニュアルに縛られ柔軟性に欠け、会社目線傾向がある
5.仲介手数料の値引きはほぼ不可能
地域密着の中小のメリット・デメリット
地域密着、中小不動産会社のメリット
1.地域情報に精通、独自の情報を持っている
2.顧客ごとに柔軟な対応をしてくれる
3.打合せの時間など多くとれる
4.地域に特化した取引実績がある
5.大手と違い異動がないため、末永いお付き合いができる
地域密着、中小不動産会社のデメリット
1.知名度が低い
2.顧客情報量は、大手に比べると圧倒的に少ない
3.大手と比べると広告費用が少ない
4.不動産の種類で得意・不得意がはっきりしている
担当営業マンのスキルを見極める方法
不動産会社の実績が良くても、当然、その会社の中での営業マンのスキルには差があります。
実績の良い不動産会社でも、担当する営業マンのスキルが低ければトラブルが頻発します。
評判の悪い不動産会社でも、担当する営業マンの能力が高ければ、スムーズに売却活動を進められます。
しかし、訪問した不動産会社では、最初に応対してくれた営業マンが、そのまま担当者になることが多く、「この人は信頼できる営業マンなのか?」それを判断するのは難しいものです。
そのためにも、担当者のスキルを見極める方法を知っておくことが大切です。
査定価格の根拠の確認と説明内容で判断しましょう
家を売るときには、対象となる不動産の査定が行われます。
基本的には「取引事例比較法」を使ってで算出されますので、査定価格が不動産会社ごとで大きく差が出ることはありません。
しかし、不動産会社によっては、媒介契約締結を優先する目的で、売主様が喜ぶであろう高い査定価格を提示する会社が存在します。
この行為自体が、すでに信頼できない会社の典型です。
ですから、営業マンに、なぜその価格になったのか、査定価格算出の根拠を確認し、その説明内容でスキルを判断してください。
査定根拠の説明がアヤフヤ、言語明瞭意味不明であれば、その営業マンはダメです。
高い査定価格に気分を良くして媒介契約を締結してしまうと、それは、あなたの家が売れ残り物件になっていしまう第一歩になるのです。
宅地建物取引士の資格と不動産取引の知識を持っていますか?
不動産営業の代表的な資格は「宅地建物取引士」です。
しかし、宅地建物取引士の資格を持っていなくても不動産の営業活動はできます。
宅建業法の規制では、事務所従業員数の5分の1以上の宅地建物取引士を置かなければなりません。
例えば、従業員5人の会社なら1人の宅地建物取引士、従業員10名なら2人の宅地建物取引士を置けば法律違反にはなりません。
逆に言うと、5人中4人、10人中8人が宅地建物取引士の資格を持っていない可能性があると言うことです。
資格を持たない営業マンが信頼できないわけではありませんが、不動産の取引に関する知識を持っている人の方が信頼度は高いのではないでしょうか。
また、業界歴が長く、経験を積んでいる人も信頼性は高いと言えそうです。
成約に向けての具体的な売却方法や販売戦略を確認してください!
次に重要になるのが、不動産売却を円滑に進めていくための適正な販売戦略が必要になります。
適正価格で売るためのアプローチとして
「見込み客のターゲット層は?」「広告活動の内容は?」などの具体的な戦略を説明してくれる担当者はスキルが高いと言えます。確認してみてください。
査定根拠と同様に、販売戦略の説明が、アヤフヤ、言語明瞭意味不明であれば、その営業マンはダメです。
安心して売却を任せられる担当者なのかを見極めるには、以上を念頭に総合的に判断できればと思います。
もし、担当者に不安や不満を感じたら、責任者に担当者変更を依頼するのも方法でしょう。
インターネットで宅地建物取引業免許証番号を確認してみてください
信頼できるかどうかの判断は、不動産会社に足を運んで確認するのが一番の方法ですが、インターネットで、宅地建物取引業の免許証番号を見ることで、その会社の状況が分かることがあります。
不動産会社が営業を行うためには、国土交通大臣、あるいは、都道府県知事の免許が必要になります。
国土交通大臣免許は、都道府県をまたいで本店、支店が在る会社です。
都道府県知事免許は、その都道府県のみに店舗が在る会社です。
免許番号でおおよその営業年数が分かります。
数字が大きければ長く営業している会社です。
例えば、「兵庫県知事(5)第〇〇〇〇〇〇号」と記載されていれば、兵庫県内に事務所を構え、今までに4回免許更新をしていることがわかります。
5年毎の更新ですので(1)は開業して一度も更新をしていない、5年を経過していない会社、(5)は4回更新していて25年以上営業している会社と言うことです。
ちなみに、未来家不動産は(1)です!
まとめてみました! 会社の規模や実績数よりも担当者のスキルが重要になるでしょう!
家の売却において、信頼できる不動産会社と担当者に出会うためには、会社の規模や実績、営業年数は、判断材料のひとつです。
営業年数が短くても信頼できる会社はあります。
営業年数が長くてもトラブルが多い会社も知っています。
それよりも重要なのは「担当者のスキル」です。
まず、売却対象となる不動産の種類、所在する地域によって、大手、中小のメリット・デメリットがあります。
それを念頭に不動産会社を選び、その会社の営業マンのスキルを確認して、良い担当者に出会ってください。
あなたの家のご売却が、良い不動産会社、良い担当者に出会い、買主様との良いご縁に結ばれることをお祈りいたします。
関連した記事を読む
- 2024/10/28
- 2024/10/27
- 2024/10/26
- 2024/04/09