家を売る前に「なぜ売主が近隣相場を調べるべきなのか?」それは失敗しないためです!
家庭の事情で今住んでいる家を売ることが決まった。そんなとき「少しでも高く売りたい」と思うのは当然のことです。
ただ、その気持ちが強すぎると、売却活動期間が長くなったり、結果的に売れなかったりと売却が思い通りにならず失敗することになります。
そうならないためにも、今のお住まいがいくらで売れるのか、近隣の相場を調べたうえで査定を依頼することが非常に大切になるのです。
そこで今日は、
家を売る前に「なぜ売主が近隣相場を調べるべきなのか?」と、その相場の調べ方について書いてみたいと思います。
相場とは何か?なぜ売る前に調べておかないといけないのか?
一戸建てにしても、土地にしても、マンションにしても、不動産は唯一無二の存在で全く同じものは有りません。
ですから、不動産の価格を決めるのは、とても難しいことなのです。
たとえば、一戸建ての場合は、土地の形や家の間取り、その面積も違います。マンションも、階数や部屋の方位、間取りなどが違えば、その価格は自ずと違ってきます。
ですから、自分が売りたい家の地域や面積、築年数などの条件が似ている物件が、実際にどのくらいの価格で成約しているのかを調べ、相場を知る必要が有るのです。
その最大の理由は「適正価格で売る」ためです!
もし、相場が3,000万円の物件なのに、2,500万円で売ってしまったら、500万円も損をしてしまいます。逆に、相場が3,000万円の物件なのに、3,500万円で査定されしまうと、なかなか売れずに失敗してしまいます。
不動産の取引の経験がほとんどない人が、それぞれの不動産の適正価格など、常に知っているはずはありません。
ですから「家を売る」と決めたときだけは、まず近隣の類似物件の成約事例を調べて、「だいたいこれくらいで売れるのかな?!」と頭の中に入れておくことが、とても重要になるのです。
近隣の類似不動産の相場を調べる簡単の方法
家を売る前に近隣の相場を調べることが重要であることを分かっていただけたと思いますので、次は、近隣の類似不動産の相場を調べる簡単の方法をご紹介します。
その方法は、とっても簡単です!
ご紹介する代表的なサイトで、あなたの家に似た条件の不動産価格をチェックするだけです。ただし、これはあくまでも類似物件をもとにした、おおよその「相場」の調べ方です。
代表的なサイトは以下の2つです!・・・・画像を「click・tap」してください。
土地総合情報システム【国土交通省】
REINS Market Information(レインズマーケットインフォメーション)
REINSは、国土交通大臣指定の不動産流通機構が運営・管理している不動産流通標準情報システムで、主に不動産のプロが使用するサイトです。
REINS Market Informationでは、全国4つの指定流通機構で構成されている全国指定流通機構連絡協議会が保有している、実際に売買が行われた物件の価格(成約価格)等の取引情報を検索することができます。
http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do
関連した記事を読む
- 2024/10/28
- 2024/10/27
- 2024/10/26
- 2024/04/09