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2020年12月23日
不動産(売買)の豆知識

「Low-E(ローイー)複層ガラス」ってどんなガラスですか? その断熱性能と遮熱性能

新築建売住宅のオープンハウスに来場されたお客様からの質問です。

「Low-E複層ガラスってどんなガラスですか?」「どんな性能があるのですか?」

 

家の中にいても、暑さや寒さに悩まされた経験があると思うのですが、家の中で最も熱が失われている部分が「窓」なのです。

そして、この窓の断熱性を高めたのが、特殊な金属膜(Low-E膜)で表面をコーティングしたガラスを使い、夏の強い陽ざしや熱を遮断し、冬は室内の熱を逃さない「Low-E複層ガラス」です。

 

そこで今日は「Low-E(ローイー)複層ガラスってどんなガラスですか? その断熱性能と遮熱性能」について書いてみたいと思います。

筆、 兵庫県加古川市の不動産売買(仲介)専門会社、未来家不動産(みらいえふどうさん)です。

 

「Low-Eガラス」と「Low-E複層ガラス」

「Low-Eガラス」とは、ガラスの表面に「Low-E膜」といわれる特殊な金属膜(酸化錫や銀)をコーティングしたガラスのことです。

「Low-E」は「ローイー」と読み、英語の「Low Emissivity(ロー・エミシビティー)」の頭文字をとって表記されています。

「Low Emissivity」とは「低放射」という意味で、放射を低くする(下げる)という意味になります。

 

そして、ガラスにコーティングされた「Low-E膜」が、太陽の熱や、部屋を暖房で暖めた熱を吸収、反射してくれるのです。

その効果として、夏の暑さを和らげ、冬の暖房効率を高め、室内の快適さを高めてくるれるのです。

「Low-Eガラス」は、複層ガラスを構成するガラスとして使用されていて「Low-Eガラス」を用いた複層ガラスのことを「Low-E複層ガラス」あるいは「エコガラス」と呼んでいます。

 

熱の伝わり方と「Low-E複層ガラス」の効果

熱の伝わり方には「伝導」「対流」「放射」の3種類があります。それぞれの伝わり方をイメージすると・・・・

●伝導(物質を介して熱が伝わること)は、鉄の棒を持って反対側から火をつけると、手で持っている部分も徐々に熱くなります

●対流(液体や気体が循環して熱が移動すること)は、お風呂を沸かしたときに表面は熱いけど底はまだ冷たい状態で、温められた水が上部へ移動するイメージです

●放射(赤外線によって熱が運ばれること)は、直接触れていないのに太陽の暑さや暖房器具の暖かさを感じる状態です

 

一枚ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラス3つの熱の伝わり方に対する断熱効果は、

◆一枚ガラス/伝導× 対流× 放射×

◆複層ガラス/伝導 対流 放射×

◆Low-E複層ガラス/伝導 対流 放射

 

一枚ガラスや金属膜の無い複層ガラスは、熱の伝わり方全てに断熱効果を発揮することができないのですが、Low-E複層ガラスは、伝導、対流、放射の全てに高い断熱性を発揮しています。

複層ガラスの熱の伝わり方の内、約6割「放射」による移動いわれいて、いかにして「放射」による熱移動を抑えるかが断熱性を上げる鍵になるのです。

そして「放射」のもとなるのが「赤外線」なのです。

 

 

「遮熱タイプ」と「断熱タイプ」

「Low-E複層ガラス」には

「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」「断熱タイプ(日射取得型)」があり、

「Low-E膜」が室側に配置しているのが「遮熱タイプ」で、

「Low-E膜」が室側に配置しているのが「断熱タイプ」になります。

そして、タイプによって「Low-E膜」の特性も若干異なります。

それは「放射」のもととなる「赤外線」の種類よって異なります。

赤外線には、「近赤外線」「遠赤外線」に分かれるのですが、

イメージすると、

太陽の暖かさは「近赤外線」で、

暖房の暖かさは「遠赤外線」になります。

 

このことを念頭に、

「Low-E複層ガラス」の「遮熱タイプ(日射遮蔽型)」と「断熱タイプ(日射取得型)」の違いについて書きます。

 

遮熱タイプ(日射遮蔽型)

Low-E膜の特性は、近赤外線遠赤外線の両方を吸収、反射する特性を持ち

Low-E膜の位置は、断熱だけではなく遮熱を重視するので、のガラス表面にLow-E膜を配置しています。

 

冬場の寒さ対策だけではなく、夏場の遮熱対策にも効果的です。

 

断熱タイプ(日射取得型)

Low-E膜の特性は、主に遠赤外線を吸収・反射する特性を持ち

Low-E膜の位置は、断熱を重視するので、のガラスの表面にLow-E膜を配置しています。

 

適度に太陽熱をカットするので、冬場の陽だまり感を得ることができます。

適度にカットするとは、言い換えると、カットしすぎない、と言うことです。

 

したがって、

その効果を最大限発揮するためには、冬の暖かさを重視するのか、夏場の暑さ対策を重視するのかなど、住まい方に合せて選択していくことが必要になります。

ただ単純に「Low-E複層ガラス」を選べば良いというわけではないのです。

 

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この記事を書いた人
清水 浩治 シミズ コウジ
清水 浩治
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