未完成の新築一戸建て(建売住宅)を購入する4つのメリットと1つのデメリット!
もし、あなたが希望する地域で
新築一戸建て(建売住宅)の建築が始まったらどうしますか?
価格帯もあなたの予算内です!
完成してから外観や室内を確認してから購入を決断されますか?
希望の間取り、希望の区画なら未完成でも購入を決断されますか?
そこで今日は、「未完成の新築一戸建て(建売分譲住宅)を購入する4つのメリットと1つのデメリット!」について書いてみたいと思います。
建売分譲住宅に興味がない人でも参考までに読んでみたください。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門会社、未来家不動産(株)みらいえふどうさん代表、清水 浩治
未完成物件を購入する4つのメリット
新築の建売住宅をイメージすると、すでに建ち並んでいる街並みの家、つまり完成物件を見て触って購入すると言う感覚をお持ちの人が多いようです。
ただ、最近では完成前、つまり建築着工前から建築中の段階で売れる家が増えています。
完成状態を見ることができるのが建売住宅を購入するときのメリットだと考えると、未完成物件を購入するのはデメリットのように感じるかもしれませんね。
しかし、未完成だからこそ大きなメリットがあることも知って頂きたいのです。
ここでは、未完成物件を購入する4つのメリットと購入を決断する前に確認して欲しい項目について書いていきます。
<未完成物件を購入する4つのメリット>
1.希望の区画が選べる
2.希望の間取りが選べる
3.工事中の施工状況が確認できる
4.物件の引渡しまでのスケジュールが明確
1.希望の区画が選べる
建売分譲住宅の場合、
1棟だけの分譲、2棟から5棟の分譲、10棟以上の分譲など、現場で異なります。
1棟だけの分譲には選択肢はありませんが、
複数棟の分譲だと、角地、一方道路、旗竿敷地、南向き、土地面積など、異なる区画があります。
たとえば、角地だと区画内では一番高額で、旗竿敷地は安くなります。
そして、このどちらかが早く売れる傾向にあるのですが、この場合、ほとんどが未完成の段階で決まっています。
もちろん好みや事情は人によって違うと思いますが、
複数棟の分譲で希望条件に合った区画を選んでいる人は建築中、つまり未完成の段階で購入を決断しているのです。
2.希望の間取りが選べる
昔の建売住宅は、同じ外観、同じ間取りで建てられていました。
しかし、現在の建売分譲住宅は、システムキッチンや洗面化粧台、浴室ユニットなどの設備は同じでも、街並みに統一感を持たせるために雰囲気は似ていても外観イメージや間取りは異なり区画ごとで個性を持たせています。
こうなると、好みの外観、好みの間取りが選びたくなります。
また、ベランダやインナーバルコニー、駐車スペースも並列で2台、或いは縦列で2台の違い、庭の広さなど、違いはいろんなところにあります。
複数棟の分譲で希望に合った家を選んでいる人は建築中、つまり未完成の段階で購入を決断しているのです。
3.工事中の施工状況が確認できる
完成済みの物件は、建築中の状況を確認することはできません。
しかし、基礎打ちの段階や建築着工すぐの未完成物件を購入すれば、建築中の様子を確認することができるので安心です。
完成物件では見ることができない柱や梁、筋交いなどの骨格や、床下の配管状況、最近ではあまり見かけませんが、基礎部分に廃材が残っていないかなどが確認できます。
建築途中であれば何回でも見に行くことができます。
そんなときに私が買主様に勧めているのが、大工さんにお茶やコーヒーなどの差し入れをすることです。そうすること大工さんや設備屋さんと仲良くなり、より丁寧な施工につながります。
もちろん、差し入れがなければ手抜き工事をすると言うことではありませんが、誰も見に来ないよりは、購入者がいつ見に来るか分からないと思う方が気は抜けないと思います。
ちょっとした「人としての心理」です、
また、建築業者によっては、第三者検査機関の中間検査や竣工検査に立ち会わせてくれることもありますが、これは絶対と言うことではありません。
4.物件の引渡しまでのスケジュールが明確
完成物件を購入する場合、
売買契約から物件の引渡しまでを3週間から遅くても1ヵ月以内に完了させることになります。これは売主である建売分譲業者の最低限の意向です。
この3週間から1ヵ月の間で行うおおまかなスケジュールは
◆売買契約
◆住宅ローンの申込み
住宅ローンの融資内定が出れば
◆補修箇所確認のための内覧立会い
◆新住所登記を行うのであれば住民票の異動
◆金融機関との金銭消費貸借契約
◆残代金決済、物件の引渡し
たとえば現在、賃貸住宅にお住まいなら退去は1ヵ月前に伝えなければなりません。
また、物件の引渡しが完了していると言うことは住宅ローンの返済がすぐに始まると言うことですの、家賃との二重払い期間を短くするためには早期の引越しが必要になり、上記のスケージュールに引越しの見積りも入れなければなりません。
これが建築中の未完成物件であれば、
完成してから2週間以内を目標に残代金決済と物件引渡しになるので、完成するまでの期間と完成後の2週間で余裕をもってスケジュール調整することができます。
これは、大きなメリットになります。
未完成物件の購入を決断するための方法
未完成物件の購入を購入している人たちは、どのような方法で決断しているのかが気になると思います。
販売図面や確定図面、イメージパースだけで決めている人もいますが、ほとんどの人は同じ建売分譲会社の同じ施工の完成物件を見に行かれています。
特に、パワービルダーの分譲物件でしたら、けっこう近くに同一規格の完済物件がありますので、実際の建物の雰囲気や間取りのイメージを感じることができています。
オープン外構や玄関周りの感じ、システムキッチンの使い勝手、浴室や洗面、トイレの設備、間取りととも家事動線、窓や雨戸、建具の開け閉め、収納の広さや奥行き、などを確認することができます。
もちろん、同じ外観や間取りではありませんが、購入しようとしている物件の間取りやイメージパースと比較しながら決断をされています。
未完成物件を購入するデメリット
未完成物件を購入するメリットにつて書いてきましたが、もちろんデメリットもあります。
それは、ズバリ「価格」です!
新築一戸建て(建売分譲住宅)の場合、建築中、つまり未完成の状態のときが一番価格が高いのです。
建売分譲会社によっては、完成するまで価格を下げることはしませんし、値引き交渉にも応じてくれない場合がほとんどです。
ただし、まったく値引き交渉に応じてくれないわけではありませんので、担当の営業マンに駄目もとで相談してみてください。
交渉が上手い営業マンでしたら、もしかしたら幸運が舞い込むかもしれません。
信頼できる不動産仲介会社の担当者を選ぶ
家は永く住むためのものです。
そこは一日の疲れを癒す場所です。
家族が円満に過ごすための大切な場所です。
そのためにも、契約ごとは安全で円滑に進めたいものです。
どれだけ気に入った物件でも、契約・決済でトラブルが起こっては気持ちよく購入することはできませんので、取引経験と専門知識が豊富な担当者を選んでください。
なかには、購入者に知識が無いことをいいことに
必要のない経費、たとえば、住宅ローン申込代行手数料、土地の測量手数料などを請求したり、登記費用を高くして司法書士からキックバックをもらったり、仲介手数料も当たり前に上限額で請求する仲介業者がいます。
購入の決断に影響を及ぼすであろう重要な事項を告知しない業者もいます。
このような不動産業者に捕まらないためにも、購入を決断する前、すなわち購入申込書(買付証明書)を提出する前に複数の不動産会社に相談することをお勧めします。
購入の見積書を作ってもらうと、その違いがすぐに分かると思います。
ただし、購入を決断して商談が進んでから他の不動産会社に相談するとトラブルに巻き込まれるかもしれませんので、決断する前に相談するよう注意してください。
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未来家不動産株式会社の
新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」をご利用いただける物件かをお調べして、ご報告いたします。
また、「新築一戸建て(建売住宅)を探し始める前の基礎知識」をシリーズで送らせていただきますので、参考にしていただければ幸いです。
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