不動産営業マンが断っても「しつこく営業」をしてくる理由とは その断り方と相談先
こちらは、未来家不動産をご利用いただいたお客様のご相談内容です。
ある大手不動産会社に「買換え」についての相談に行ったところ、担当営業マンの接客態度があまり良くなかったので相談だけで終えたのですが、その後「しつこく」営業をかけられて困っています。
一括査定サイトに登録したら複数の不動産業者から「売ってください!」「当社にお任せください!」「お任せいただいたら高く売ります!」などと、どんどん電話が掛かってきてうんざりしています。
そこで今日は、「不動産営業マンが断っても「しつこく営業」をしてくる理由とは その断り方と相談先」について書いてみたいと思います。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門会社、未来家(みらいえ)不動産株式会社、代表、清水 浩治
不動産会社の営業マンはしつこい営業の理由
不動産会社の営業マンがしつこく営業をかけてくる主な理由は、キツイ営業ノルマが課せられているからです。
一括査定サイトでは、そのサイトへの登録料や成果に結びつかなくても査定依頼1件につき利用料を支払っているので、売却依頼を受けるためにしつこい電話やメールを送ってくるのです。
ただし、すべての不動産会社がしつこく営業してくるわけではありません。
厳しい営業ノルマを達成するため
不動産会社の営業マンの給与体系は、基本給と売上げに応じた歩合給になっていることが多く、なかには歩合給のみの営業マンもいます。
そのため、決められたノルマ以上の売上げを達成しないと、十分な給与がもらえないという仕組みになっているわけです。
また、営業マン個人だけではなく、不動産業者がフランチャイズに加入している場合は、店舗ごとにノルマが課せられています。
営業マン個人も会社も、それぞれのノルマを達成するため、売却物件を持っている人に対しては他の業者に売却依頼をさせないように、買いたい人には他の業者で購入しないようにしつこく営業をかけて、仲介手数料を得ようとしているのです。
一括査定サイトは依頼ごとに利用料を支払っている
「気軽に無料で複数の不動産業者に査定依頼ができます!」という広告を見て、インターネットの一括査定サイトで自宅や土地の査定をする人は少なくないと思います。
一括査定サイトは、不動産の売却を検討している人の情報を集めて、サイト運営会社に登録している不動産業者に有料でその情報を提供しているのです。
ただし、1社だけに情報を提供するのではなくて、複数の不動産業者に一斉に情報を提供しているのです。
複数の不動産業者に一斉に情報が提供されるということは、それなりの利用料を支払って得た情報(査定依頼)が無駄になってしまう不動産業者が複数出てくるということです。
ですから、利用料が無駄にならないよう、不動産業者や営業マンの営業はしつこくなってしまうのです。
売買が成立しないと仲介手数料はもらえない!
不動産会社が受け取ることができる仲介手数料は、依頼案件が成立(成約)したときにいただける「成功報酬」です。
つまり、不動産の売買契約が成立しないと、売主様や買主様から仲介手数料を受け取ることができないのです。
言い変えると、どれだけ売りたい人から査定依頼を受けても、どれだけ買いたい人のために物件を探しても、売買契約が成立しなければ仲介手数料をいただくことができないのです。
ですから、不動産会社にとって一括査定サイトは、売りたい人の情報提供をしてくれる有難いシステムですが、査定だけで売買契約に結びつけることができなければ費用がかかっただけの、タダ働きになってしまうのです。
そのため、仲介手数料を得る第一歩として売りたい人から売却の依頼を受けることが何よりも重要になるので、査定依頼者に対して「売却するなら当社で」としつこく営業をかけることになるのです。
しつこい営業を断るときは「はっきりと」断る
不動産会社の営業がしつこくなってしまう理由は以上の通りです。
もちろん、理解してください、とか、仕方がないことなので許してください、とは言いませんが、どうしても「しつこくなりがち」ということだけでも知っていただけたのではないでしょうか。
それを踏まえて、もし、しつこい営業を掛けられて断るのであれば、無視や嘘は言わずに「はっきりと」断ることをお勧めします。
なぜなら、「はっきりと」断りが入っていなければ、担当の営業マンにはその上司から営業の電話やメールを送り続けるよプレッシャーが掛けられているからです。
営業マンも依頼を受けるためや成約に向けて時間を費やせば、それの労力を取り戻そうと必死になります。
その不動産会社に依頼しないのであれば、無視や嘘をつかず、理由を正直に伝えて「はっきりと」断ることをお勧めします。
メールで断っても大丈夫です!
電話だと断りにくいと感じるのであれば、メールでも大丈夫です。
むしろ、メールの方がいつ誰に対して断ったのかが記録に残るので、言った聞いていないなどのトラブルも避けられると思います。
メールで断る場合でも、どちらとも取れるような曖昧な文章は避け、はっきりとお断りする旨の内容を記するようにしてください。
それでも「しつこく」営業をしてくるのであれば
はっきりと断ったにもかかわらず、「しつこく」営業の電話やメールが来る、家まで押しかけて来られるなど、度を越した営業をかけられた場合は、監督官庁に相談することをお勧めします。
宅地建物業者(不動産業者)は、国土交通大臣や都道府県知事から免許を受けており、宅地建物取引業法に則って営業活動を行わなければなりません。
宅地建物取引業法では、契約を取るための顧客の勧誘として「電話による長時間の勧誘その他の私生活又は業務の平穏を害するような方法によりその者を困惑させること(宅地建物取引業法第16条の12)」などの行為を禁止しています。
非常識な時間に電話をかけてきたり訪問してくる、あるいは、脅迫めいた言葉で脅してくる、何度断っても営業をやめてくれない場合は、不動産会社の名前と免許の登録番号を調べて、それぞれの監督官庁に相談してください。
宅地建物取引業者の免許証番号は次の2種類があります。
◆国土交通大臣(〇)第×××××号
◆都道府県知事(〇)第×××××号
国土交通大臣免許の場合、本店が「大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県、福井県」の場合は、近畿地方整備局 建政部 建設産業第二課 不動産業第二係(宅建)
都道府県知事免許の場合は、それぞれの都道府県の宅地建物取引業免許部局に相談してください。
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仲介手数料が無料になるかをお調べしご連絡いたします。
未来家不動産からは別の物件を紹介するなどしつこい営業は行いませんのでご安心ください。
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