【逆浸透膜浄水器】水道水の汚染と現状、そしてその危険を知ることが自分で自分を守ることにつながります
水道の蛇口をひねると、まずくて臭い水が出てきたりしていませんか?・・・・・
これは、正体不明の有害物質が含まれた水が流れ出ている証拠かもしれません。
一抹の不安を抱きつつ、危ない水を飲まされている私たちは、
もしかしたら国民的規模の人体実験をされているようなものかもしれませんね。
ですから、ここで改めて水道水の汚染について考えてみたいと思います。
少し長くなると思いますが、
危険や現状を知ることは、自分で自分を守ることにつながりますので、是非、最後まで読んでいただきたいと思います。
もちろん、水道水は安全だと信じている人は、ここで読むのを止めていただいて大丈夫です。
浄水場の急速濾過システム
まずは、「浄水場の急速濾過システム」につて書いていきます。
ご存じの通り、水道水の水源は河川、湖沼、地下水のいずれかですが、
これらの水が取水塔から浄水場に集められ、「急速濾過システム」によって、さまざまな処理がほどこされます。
(1)まず、原水を塩素消毒「前塩素処理」します。
(2)次に、急速混和池で、原水に硫酸アルミニウムなどの無機金属塩を凝集剤として加えると、
アルミニウム塩は原水中に溶存する粘土、細菌、ウイルスなどの汚濁物質(フロック)を凝集させます。
(3)次に、このフロックを、フロック形成池で30分程度撹拌(かくはん)し沈殿池に移します。
(4)次の急速濾過池では、沈殿池で除去されなかった微フロックを1日120~150mというスピードで濾過していきます。
(5)これら濾過過程を経た後に「後塩素処理」として、さらに塩素を投入します。
塩素の殺菌力は他に代わるものがないほど強力
この塩素の殺菌力は、他に代わるものがないほど強力なのです。
しかし、絶大な殺菌効果があるということは、それだけ有毒でもあるわけです。
水道水中の塩素は食物に含まれるビタミンやミネラルを破壊し、肌を荒らし、シミ ソバカス、小ジワの原因となり、また髪も傷めます。
以前、静岡県のある中学生が茶髪を理由に競技大会での優勝を取り消され、
父兄の提訴で教育委員会が調査をした結果、この中学生は髪を染めたのではなく、だんだん茶色になっていったそうです。
その原因は、シャワーの水(湯)に含まれている塩素だったのです。
塩素をたつぶり含んだお湯で洗髪を繰り返していたことで、だんだん脱色していったのです。
夏、プールからあがった子供の目が真っ赤に充血していたり、
髪の毛が茶色がかっていたら、それは塩素による「細胞破壊の結果」なのです。
体内では、胃腸内の有用な微生物を殺し、細胞を攻撃し、心臓病や脳血管障害を招き、老化現象を促進します。
この塩素の大量使用は、戦後の進駐軍(アメリカ)が、不衛生な日本の水に怖気を震って命令したことが発端です。
当時の日本の水道水は「緩速濾過法」というシステムで、理想的な水、かぎりなくH2Oに近い水をつくっていたのですが、
塩素という毒で、「毒をもって毒を制す」というやりかたを強要したのです。
それが現在まで延々と継続されているのです。
そもそも「塩素」は、
ドイツ軍が世界で最初に化学兵器として使用した毒ガスで、これを吸うと呼吸困難になり、激しい中毒症状がでて死亡します。
この塩素ガス兵器は、現在国連で使用禁止が決議されています。
毒をもって毒を制すという方法が良いわけはありません。
この塩素殺菌が後年、より大きな問題をひき起こすのです。
塩素投入は水道法によって義務づけられている
各地の浄水場に「塩素」を搬入するタンクローリーの背中には「毒」と大書してあります。
しかし、この塩素投入は水道法によって義務づけられていますから、毒と分かっていても使わざるをえないのです。
また、水質基準では、最終蛇ロから出た水に塩素が残っていなければなりません。
これを「残留塩素」と言うのですが、この「残留塩素」が、臭み、苦み等、水のまずさの原因になっているのです。
塩素の殺菌力は時間の経過とともに低下します。
そのため、浄水場から遠く離れた家庭の蛇口からでも「残留塩素」を検出するために、
遠く離れれば離れるほど多量の塩素を投入しなければならないのです。
一部の浄水場では100キロメートル以上も遠くに送水するため、最終給水栓の10倍もの塩素を投入しているそうです。
こうして、臭い、苦い、まずいという水道水ができあがっているのです。
さらに、塩素はやっかいなことに多種多量の招かれざる客を多量に作り出します。
その代表が「トリハロメタン」です。
家庭雑排水、下水やし尿処理水、工場排水、それに山林、畑の植物の葉などが原水の中でフミン質という有機化合物となり、
塩素と結合して化学変化を起こし、いままで地球上に存在しなかった発癌性物質「トリハロメタン」が生成されます。
つまり、皮肉にも浄水場で発癌性物質を作っているわけです。
また、この発癌性物質「トリハロメタン」は塩素との接触時間が長ければ長いほど、塩素の量が多ければ多いほど増えるのです。
塩素処理によって生じる塩素有機化合物
「トリハロメタン」の基準値は昭和38年(1963年)に暫定基準値として100ppbと定められました。
WHOの基準値は30ppb、欧米では25ppbなのに、100ppbなのは、
当時は100pbを下まわる能力の浄水場がなかったからだという説もあるくらいです。
100ppbの水を飲み続ければ、10万人に4人が癌で死亡すると言われているのに、この暫定基準は続いているのです。
でも、水道関係者はこう言います。
「水道水は安全です」
「この基準値なら健康を害さない」
「もし、塩素殺菌をやめたら、発癌性物質トリハロメタンはなくなるが、今度は別の伝染病で死亡者が増える」・・・と。
癌というのは症状発見までに長い年数がかかり、
気づいたときは手遅れになっている場合もあるのに、行政は被害が具現化しなければ動かないのです。
煙草や食品の発癌物質は自分の意志でやめられますが、水だけはそれに代わるものがないのです。
このトリハロメタンのほかにも、猛毒のシアンや発癌性ベンツビレン、
高毒性ディルドリン、クロルデン、ダイオキシン、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレンなど、
水質汚染の問題は山積しています。
もっと怖いのは、塩素処理によって生じる塩素有機化合物です。
このグループを「TOX」と言うのですが、
トリハロメタンはその中の2 0 %にすぎず、残りは正体不明で、危険性はその他の方が上だといわれています。
この「TOX」が、特に恐ろしいのは、
細胞内に入ると遺伝子を狂わせてしまう発癌性物質(変異原性)であり、
母親から胎児に影響して奇形(催奇形性)をも、もたらしてしまうのです。
しかも、不揮発性ですから沸かしたり煮詰めたりすれば、どんどん増殖していくのです。
三つ目の発癌物質
さらに追い打ちをかけることになりますが、三つ目の発癌物質の話です。
東大グループの研究発表が、水質汚濁学会で
「変異原性MXの検出に成功、この変異原性は遺伝子をキズつけて、奇形児や、流産、癌などの、さまざまな病気を誘発する物質で、
水道水中の物質のうち、もっとも変異原性の強いのがMX」とされ、センセーションをまきおこしました。
多くの研究者は、「水道水にMXが含まれていること自体、もはや狂っている。塩素を必要以上にぶち込み、癌や奇形を誘発しても、
これらは顕在化するまで、長期間しないと原因の特定ができない。
だから行政は責任を負う心配がないからロを拭っている」と嘆いています。
このMXは毒性の「閾値」を各地域で超えているのです。
現在、水道水に混入している有害化学物質は、200種類とも1000種類ともいわれていて、
これらの物質は、人体に何らかの悪影響を及ぼしているのです。
しかし、科学の発達と同時に発生した新しい有害物質の実態解明は、ほんの一部をのぞいてされていません。
これほど科学が進んでいる中で一番大切な生命の源の水の解明が遅れているのは嘆かわしいかぎりです。
毒性の「閾値」とリスクマネジメント
ある物質の毒を調べる場合、
この程度までなら人体や環境に影響が出ず、安全であるという限界の値を「閾値(いきち・しきいち)」といいます。
閾値が決定されれば、ある物質の摂取や環境中への放出などをゼロにしなくても、その範囲内なら安全と考えられるのです。
人への影響については、
ADI(1日許容摂取量)という閾値が定められており、鉛や水銀などの金属、農薬などの化学物質に適用されています。
一般的に閾値を定めることが不可能なのが、発癌性物質です。
なぜなら、発癌性物質の場合は、たとえ分子1個でも癌を引き起こすことかできるからです。
そのため発癌性物質については「リスクマネジメント」という考え方から基準が設けられました。
WHOの基準(ガイドライン)では、発癌のリスクを10万人あたり1以下に抑えることが期待できる基準として、
休重70キログラムの人を標準に、飲料水中のクロロホルムの濃度を30ppb以下と定めています。
水道管が溶けて蛇口から有害物質アスベストが
水道管の材料は、今では、ほとんどが塩化ビニールやステンレス管ですが、
古くから使われていた鉛管やアスベスト(石綿)管、鉄管などもまだ多く残っています。
これらの材料が水に溶け出してくるというのですから驚きです。
地下水の汚染が進むにつれ、水道施設が急がれてきたときに 予算不足を解消するため、比較的安価なアスベスト管がどんどん敷設されました。
その結果、水道管総延長の50%以上がアスベスト管になり、送水された水道水にアスベスト繊維が溶けたし大問題になりました。
アスベスト繊維は白いヒゲのように、あるいは針のようにとがった、極めて発癌性の強い結晶の鉱物です。
始末の悪いことに、アスベストは打ち砕いても塩酸をかけても溶けたり変質したりしないのです。
このアスベストが水道水1リットル中に100万本以上も入っていると発表されたこともありました(東京衛生試験所)。
昭和女子大の研究グループが、東京江東区の水道水を、孔径0.22ミクロン(10,000分の2.2ミリ)のフィルターで試験したら、
1リットル中1,800万本ものアスベスト繊維を検出しています。
私たちは一日2リットル水を飲むと、
一日に200万本、一ヵ月で6,000万本、年間7億3千万本のアスベスト繊維を体内に入れることになります。
衛生局は「1リットル中100万本くらいのアスベストでは、健康に影響はないし、水道水の安全性については特に問題はない」と、
無責任なことを言っていました。
アスベストは胃腸から血液に侵入し、人体のいろいろの臓器の内壁に突き刺さって細胞を癌化させ、特に肺臓に顕著にあらわれます。
アメリカの環境保護局(EPA)は
「いったん体内に入ったアスベストは、侵入経路に関係なく、体内に広く分布する」と報告しています。
発癌物質アスベストは、平均0.1ミクロン前後の繊維で、たとえ1本であろうと1000万本であろうと、その数量に関係なく、
これが細胞に取り付けば癌を発生させるのです。
およそ発癌物質には、他の薬品などとは違い、
こまでの数値は大丈夫で、これ以上は危ないというような閾値は存在しないということです。
水道管に溶け出す有害物質
日本の水はもともと、酸性にかたむいた軟水ですので、
管を腐食させやすく、塩素などの薬品の注入によってさらに酸化が促進され、水道管が溶けて有害物質を流出してしまうのです。
また、管をつなぐ溶接材料から溶け出す鉛は、
からだの中に蓄積されて脳の成長を阻害し、中毒になると頭痛、筋肉痛、体の麻痺、神経錯乱をひき起こします。
鉄管からは鉄が腐食して赤錆となって溶け出し、お茶や料理をまずくしたり洗濯物に色を付けたりします。
赤錆を防ぐために亜鉛メッキした水道管から溶け出す亜鉛には、不純物のカドミウム(イタイイタイ病の原因)が含まれています。
錆止めにコールタールを水道管の内側に塗ったものもあり、このコールタールもまた発癌性物質として有名です。
こうした危険な水道管がまだ全国で使われているのです。
ビルやマンションの受水槽や高置水槽の中
また、ビルやマンションの受水槽や高置水槽は、
サビだらけでヘドロが堆積していて、ゴミやゴキプリの死骸、まれに小鳥や鼠、猫などの死骸も出てきます。
つまり、受水槽の中はまるで池や沼のようです。
そして、受水槽や高置水槽には防錆剤が使われているのですが、
この防錆剤に含まれるリン酸が、体内のカルシウムを大量に減らすと言われています。
子供の骨の軟弱化や老人の骨粗そう症に影響がないとは、いいきれません。
太陽光線で水が光合成を起こして藻を発生し、その藻にミズモンツキダニというダニや線虫が発生し、
その死骸が堆積して茶色のドロドロした水になって蛇口から出てきたという話があります。
また、鳩やネズミ、ゴキプリの死骸がいたり、
髪の毛が出てきたり、鳥の羽根が流れてきたり、枚挙(まいきょ)のいとまもありません。
貯水漕の容量が10トン以上のマンションでは、年に一回の清掃・検査が義務つけられていますが、
全国に70万ケ所以上ある受水槽のうち監視下にあるのは僅かに14万カ所、あとは野放し状態です。
このような管理体制の良くないマンションでは、大切な水の管理は自分自身でするしかないのです。
私たちの健康は水の良し悪しで多大な影響を受けます。
でも、医学や薬がこれほど進歩しているにもかかわらず難病奇病が蔓延しているということは、
いずれ「日本人は水で死ぬ」と言っても言い過ぎではないかもしれません。
逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)関連のブログ一覧
逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)関連のブログ一覧ですので参考にしてください!
気になる記事を「Click or Tap」してお読みください。
1.逆浸透膜浄水器(ぎゃくしんとうまくじょうすいき)とは? 水道水から純水(ピュアウォーター)をつくる浄水器です!
2.各分野で高評価で大活躍の「逆浸透膜浄水器(RO膜浄水器)」の「逆浸透膜システム」
3.逆浸透膜システムは国際宇宙ステーションで大活躍しています
4.驚異の逆浸透膜システム、逆浸透膜システムだけがトリハロメタンを取り除ける
8.水道水の汚染と現状、そしてその危険を知ることが自分で自分を守ることにつながります
9.水は生命の源! 正しい基礎知識と安全で安心できる本当の水を知って欲しい
10.水と人体 水は生命にとって不可欠のも 私たちの体の組織を構成している大部分が水
12.水質汚染の現状と「ペットボトルブーム」と「トリハロメタン問題」
13.ミネラルウォーターに対する大きな誤解、人間が摂取しても全く栄養にならない
14.実験でみる水道水の汚染実態!塩素測定実験・電気導通テスト・電気分解テスト
15.浄水器もどきの氾濫、ネーミングの通り本当に水をきれいにできるのでしようか?
16.浄水器のタイプ、小型の蛇ロ直結型・流しの横や下に置く大型の据置型
関連した記事を読む
- 2023/04/16
- 2023/04/15
- 2023/04/14
- 2023/04/13