【逆浸透膜浄水器】水と人体 水は生命にとって不可欠のも 私たちの体の組織を構成している大部分が水
人間は水分を供給しなければ生きていけません。
水は生命にとって不可欠のものです。
私たちの身体は成人の男性で約60%、
子どもで約70%、赤ちゃんは約80%が水でできています。
つまり、体重70kgの成人男性ならば、約42リットルもの水分を体内に蓄えていることになります。
また、一日に必要な水の量は、成人で約2.5リットルです。
これらの水は、
尿や汗、呼吸などになって体外に排出されますが、2.5リットルの内の0.3リットルが体内でつくられますので、
一日に最低2.2リットルの水を、食べ物や飲料水から補給しなければならないことになります。
平均的な大人の身体には、約65%前後の水分が含まれているそうですが、その内の約3分の2%は細胞に含まれています。
さらに、体内の各器官を見ますと、
水分の含有量は、脳が75%、心臓が75%、肺が86%、肝臓が86%、腎臓が83%、筋肉が75%、血液が83%、
硬い骨でさえ22%もあるのです。
このように私たちの体の組織を構成している大部分を水が占めているので、この水の水質がいかに大切かということは自明の理です。
きれいな水は、よりよい健康のもと
「きれいな水は、よりよい健康のもと」
これは1955年にWHO(世界保健機構)が各国に向けて掲げたキャッチフレーズですが、
いまでもそれは生き続け、医学の上でも立証されています。
人間や生物のすべては「水の集まり」ですから、考えるまでもなく当り前の話です。
この体内の水には、いくつかの働きがあります。
血液としてのリンパ腺を通じて栄養物と酸素を各細胞に運び、老廃物を運び出す機能、
身体の関節の一つ一つの動きを潤滑にする機能、
また、身体の組織体や妊娠中の胎児の保護用クッションとしての機能、
それに発汗などにより体温を調節する天然空調システムとしての機能等ですが、
このように水は、循環作用・消化吸収作用・排泄作用・体温調節作用・潤滑作用・保護クッション作用など、
生命を維持するために必要なあらゆる機能に重要な役割を果たしています。
人間の各器官の働きをスムーズにさせるためには、これほど大量の水を必要とするのです。
人間は、体内の5%の水分が失われると脱水症状になり、15%失われると死に至るというのは、このことを見てもうなずけます。
人体を構成している物質とは
人体を構成している物質には、どんなものがあり、そのうち一番多いものは何でしょう?
身近なことで簡単なようですが意外と難しいと思います。
・肉が多そうだからタンパク質? ・太った人は脂肪? ・ご飯やパンをたくさん食べるから炭水化物?
・・・・確かに、これらの物質も人体構成要素のひとつではありますが、そんなに多いわけではありません。
もうお分かりの通り正解は「水」です。
そして、タンパク質、核酸、炭水化物、脂肪といった生体高分子で構成されています。
水は、水素と酸素からなる最も単純な化合物です。
そして水は、他の物質と違い極めて特異な性質をもっています、
それは、物を溶かす能力が大きく、格段に大きい誘電率を持っていることです。
この性質により電解質がたくさん溶けて生体系の反応が活発に行われるのです。
また、表面張力が大きいため、
細胞や毛細血管の隅々まで体液を行き渡らせ酸素や栄養の供給、老廃物の除去をスムーズにしているのです。
生命は、今から35億年もの昔、海から誕生しました。
その名残りで人間や動物の体液と海水に含まれているイオンの組成は驚くほど一致しているのです。
一日グラス8杯、年間1トンもの水が必要
このように、
かけがえのない水を私たちは野菜や果物などの食品から取るとともに、直接水を飲むことによって体内に補給しています。
その量は、一日グラス8杯くれいが妥当と言われていますが、
一年間では何と1トンにも及ぶそうで、一年間にその量の水が体の中を循環していることになります。
さらに、その体内の水は10日から15日の間で入れ替わっていて、私たち人間は、この水によって生命を維持しているのです。
一日グラス8杯、年間1トンもの水の中に、今まで書いてきました有害物質や不純物が含まれているので、
健康を損なうのは言うまでもありません。
また、排泄されない物質は人体の組織の中に徐々に蓄積されていくことになります。
このように、水こそ体の機能を左右するカギであり健康の源ですから、水質汚染がマスコミに取り上げられ、
水道水が問題化し、社会的にも水に対して覚醒し、その覚醒の中でペットボトルが発生したのです。
繰返しますが、人間をはじめ、あらゆる生物は水によって誕生し、水によって育まれています。
水とのかかわりの中で特に重要なことは、次の世代を育む母親の体内の水ではないでしょうか。
母親の体内の水
1960年代、つわりの治療薬として「サリドマイド」を服用した母親から、手の短い奇形児が生まれました。
いわゆる「サリドマイド禍事件」です。
サリドマイドは初めに西ドイツで発売されましたが、
1961年、その西ドイツで安全性に警告が発せられ、世界中で販売中止、製品回収の措置がとられました。
しかし、日本ではその翌年まで販売が続けられ、1000人ものサリドマイド児が産まれてしまったのです。
この事件は、母体が取り込んだ物質が胎児に決定的な影響を及ぼすことを示しています。
酒や煙草も悪影響を及ぼすので、やめるよう医師は警告しています。
このことは、母親が摂取する水についても言えることです。
母親が発癌性物質や農薬に汚染された水、
あるいは有毒な食品添加物の入った加工水などを飲み続けていれば、間違いなく大事な胎児に伝わっていきます。
羊水は100%、受精卵は95%が水、間違いなく水の良否で子供の運命は決まるのです。
児童のアトピー皮膚炎、小児喘息、小児癌、などが増加しているのは、母親の飲み水と無関係ではなりません。
母親の飲み水が子供の運命を決めてしまう重大さを少しでも認識すれば「水の安全」は疎かにはできないはずです。
しかしながら、このことに今の若い母親がどれだけ注意を払っているかという調査データーでは、
70%の人は水道水をそのまま使用し、浄水器等で何らかの対策を取っていた人は約24%でした。
また、嗜好品として炭酸飲料、ジュース類、缶コーヒーを飲んでいた人は約50%以上もいたのです。
「なにをかいわんや」ですね。
赤ちゃんは母親の鑑(かがみ)です
赤ちゃんは母親の鑑、コピーですので、母親の健康状態をそのまま受け継ぎます。
そして、世界中のどの民族も女性の方が長生きです。
その理由は、自分の胎毒を子供に移行させるからです。
それも、第一子が最も影響を受けます。
なぜなら、アトピーや小児疾患で悩んでいるのは、ほとんどが最初の子供だからです。
現代女性の出生率は1.3人、ほとんど1人しか出産しないのですから、
トラブルの多い子供になるのには必然性があるわけです。
産まれてからの手当てより母体の健全化を図るのが先決なのです。
このような、嗜好品として炭酸飲料、ジュース類、缶コーヒーを飲んでいた母親から産まれた子供は、
母親の生活習慣を受け継ぎ、良い水、良い食事より、当分の多いジュース類やインスタント食品の愛好者になっていきます。
このことから、いろいろな問題が派生していきます。
まずは「コップ一杯の水」から始めましょう
このような問題の対策について有識者や教育関係の偉い先生方が、
事あるごとに社会構造とか家庭環境とかを問題にしてマスコミに登場していますが、問題を解決する方法はもっと単純だと思います。
人間の行動や判断を指令する脳は一番水分が多いのですが、この場合の水分とは、
リンパ液とか脳脊髄液とか呼ばれる一種のエネルギー源で、脳はリンパ液に浮かんだ豆腐のようなものなのです。
人間は水によって生命を得、水で生命を維持しています。
つまり、水が肉体と精神を司っているのです。
そうであれば、毎日摂取する水を良いものに変えて、
体内の悪い水を排出するのが肝心ですので、まずは「コップ一杯の水」からすべてを始めるべきだと思います。
人間は一見すると個体に見えますが、実は60兆個とも100兆個ともいわれる細胞の集合体です。
その細胞は、蛋白質、核酸などの生体高分子と、脂肪やイオンなどの複雑な構造で組み合わされ、
これらの諸要素は全て「水(原形質と呼ばれるゼリー状)」で結びついています。
細胞の中で水分子が常に活動し、人間の生命を支え続けているのです。
もう「たかが水」なんて言っていられませんね。
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