不動産売買契約書、その内容と、その意味!
このブログでは、不動産売買契約書には、何が書かれているのか、そして、それは何を意味しているのか、どんなことに注意したらいいのか、ということを、できるだけ詳しく、わかりやすく書いていきたいと思いますので、是非参考にしてください。
不動産売買契約書の見方や、注意点をしっかりと理解しておくことは、とても大切なことです。
ここに、売買契約書の見本のリンクをおきますので、その都度ご覧になってください。
売買契約というのは、契約を交わすあなたの権利や義務を定めるものです。
もう少し掘り下げると、売買契約というのは、契約を交わすあなたの権利や義務を定めるものです。不動産は、土地や建物など、あなたにとって大切な財産で、金額も大きくなります。そんな金額の大きな資産の取引について、あなたの権利や義務を定めるのが不動産売買契約です。
もし、あなたにとって不利な内容や、将来に亘って、過剰な責任を負うような取り決めが、契約内容に入っていたら、どうなるでしょうか。とても不安ですよね。
そして、実際に不利な契約を結んでしまい、後悔をした人が多くいるのも事実です。不動産売買の取引金額は、一般的に高額ですので、何かあったときの金銭的負担も大きくなる可能性が高いということです。
あなたの人生において『不動産の売買はしない』と言い切れますか!?
だからといって、一生涯、不動産の売却や購入を行わないというのは、あなたの人生にとって大きな不利益となる可能性もあります。人は、それぞれの事情で、不動産の売却や購入をしなければならないときがあります。
例えば、相続した不動産や、今後不要な不動産を売却して現金に変えたい、結婚して家族が増えたので広い家や土地が欲しい、土地やアパートを購入して不動産投資で資産形成をしたいなど、さまざまな理由で不動産の売買を必要とすることがあるかもしれません。
そのようなときに、不利な条件や過剰な責任を負うことなく、不動産売買契約を交わすために、正しい知識が事前に必要となるのです。
それぞれの所属団体には、それぞれの売買契約書がありますが、・・・
全宅(公益社団法人全国宅地建物取引業協会連合会)、
全日(公益社団法人全日本不動産協会)、
FRK(一般社団法人不動産流通経営協会)、
全住協(一般社団法人全国住宅産業協会)に
それぞれ売買契約書(37条書面)があります。
書式や記載内容に微妙な違いはありますが、用語の意味や、記入すべき内容は基本的には同じですので、ここでは、未来家不動産が所属する全宅の書式を基に書いて行きたいと思います。
次回から、契約書の条項ごとに、できるだけ分かりやすく、詳しく書いていきますので、是非、参考にしてください。
あなたの将来の不動産売買のために!
あなたが、将来、不動産を売却しなければならない、購入しなければならない、そんな日が訪れたときに、少しでも不安を除き、安全なお取引に臨めるように、願いながら書いていきたいと思います。