一戸建てが売れない理由 その1 物件的魅力、ニーズが少ないかもしれません
不動産に限らず、どの業界や商品においても、売買の基本的な考え方は同じだと思います。ご存知のとおり、ニーズが多ければ売りやすく、ニーズが少なければ売れない、と言うことです。
言い換えると、今、あなたが所有している一戸建てが売れてないということは、ニーズの少ない物件=欲しいと感じる人が少ない=魅力が少ないことが、第一に考えられる原因かもしれません。
買主が比較検討する項目は、大きく分けて『土地と建物』『立地と環境』の二つです
一戸建て購入を検討している人が、物件を比較する検討項目としては、大きく分けて『土地と建物』『立地と環境』の二つです。
『土地と建物』は、土地や建物の広さ、築年数、構造、間取り、設備、インテリアなどの視点です。建て替えを除けば、建物の広さや築年数、構造を変えることはできませんが、間取りや設備、インテリアは、状況次第ですが、売主側が手を入れることも可能です。
買主側が『駅から徒歩10分圏内の第一種低層住居専用地域』など、明確な条件を求めていても、建物の状況次第では、ある程度の譲歩が見込める場合もあるでしょう。
一方、『立地と環境』は、建物が建っている地域や、最寄り駅からの距離、周辺環境、用途地域や道路の方向などで、不動産が持つ基本的な性能、スペックです。これは、売主自身の力では、どうすることもできない部分です。
あなたが所有している一戸建てを、客観的な目で見てみよう
あなたが所有している一戸建てと、他の不動産が持つ基本的なスペックを比較しながら、売り出している一戸建てを今一度、冷静に見つめ直してください。
例えば、
●和室ばかりで細かく仕切られた間取ではありませんか?
●独立キッチンで、少し暗いイメージはありませんか?
●収納スペースは各部屋にありますか?
●床につまづきそうな段差はありませんか?
●水周り設備はひと昔前のものではありませんか?
●建具やフローリング、襖や網戸に傷はありませんか?
●断熱性は? ●気密性は? ●耐震性能は?
購入検討者は、数多ある物件を比較しながらシビアな目で選んでいます
あなた自身が長く暮らしてきた家ならば尚更、現状が当たり前の風景となっていますので、購入検討者の目線で見つめ直すことが求められます。
一番初めに、ニーズの多い商品は売りやすく、ニーズが少なければ売れないのが基本、ということを書きましたが、購入検討者は、数多ある物件を比較しながらシビアな目で選んでいます。
あなたが購入する立場と気持ちになって見直してみてください
リビングを中心に広い空間を好む今どきのライフスタイルに適した間取りなのか、あるいは、設備や内装は最近の新築一戸建てと、どの程度違うのか、もう一度、あなたが購入する立場と気持ちになって見直してみてください。
今は、どんな家が好まれているのか、新築はどのような間取りや設備なのか、ハウスメーカーのホームページや、不動産ポータルサイトなどを見れば、すぐに情報収集ができますので、参考に調べてみてください。
もし大きく違いが有るのであれば、立地や環境を変えることはできませんが、和室を洋室に変更したり、クロスを張り替えるなど、比較的手軽にできるリフォームを検討することは可能です。まずは、ご自宅を客観的に見ることが何よりも大切といえるでしょう。
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