不動産(ご自宅)の売却で、売主様が感じる不安と疑問と悩み 売れない一戸建てと、その理由
一戸建てが売れない理由とは?! ご自宅を売りに出しているのに、なかなか売れない。そんなとき、何故売れないのか、その原因を突き止めて、すぐにでも売れる物件にしたいですよね。
今日は、一戸建てが売れない理由と、その解決方法を書いてみたいと思います。実は、一戸建てが売れない理由は、大きく分けて五つ有ります。その一つ一つを紐解いて、売れない不動産と、その理由を知って、成約につなげましょう。
今回も、私の不動産業界30年の経験で感じた内容で、私の主観で盛りだくさんであることをご承知おきください。
一戸建てが売れない理由を考えてみましょう!
一戸建てや不動産の売買は、人生の中で最も高額なお金が動く取引なのに、売主も買主も未経験であることがほとんどですので、『そんなに簡単に売れるはずがない!』と思ってしまいますが、さすがに売りに出して数か月も動きがないと、不安になるのも当たり前です。
地域性や建物の特性などで、物件的な差はありますが、一般的に、一戸建ての売却活動期間は、半年程度かかると言われています。中には『別に早く売れなくても良い』という人もいますが、売主としては、なるべく早く売りたい、と言うお気持ちだと思います。
となると当然、きちんとした計画と戦略を立てて、売る準備をする必要があります。まずは、売りに出している一戸建てが『売れていない理由』を考えてみましょう。
一戸建てが売れない理由は、五つです!
一戸建てが、なかなか売れない理由は、物件ごとにさまざまですが、基本的には、①物件的魅力、②販売価格、③タイミング、④需要と供給、⑤不動産会社、の五つです。さらに、この五つの理由が、それぞれが複雑に絡み合っている場合が多いのです。
まずは、あなたのケースが、どの項目に当てはまるのかを一つ一つ確認してみることが先決です。そのうえで、今後、行うべき対策を見つけて行きましょう。
一戸建てを売るときの、大きなポイント
売却を成功させる、と言っても、売却理由によって方法も着地点も異なります。つまり、一戸建てを売る場合は、まず売却理由を明確にすることが大きなポイントになります。
たとえば、買換えであれば、売却と購入のタイミングが重要になります。できるだけ高く売却したいのであれば、当然、市況の動向を把握した的確な査定が求められます。
また、早く売りたいのであれば、査定価格の見直しと共に、売り出し価格の再検討、ハウスクリーニングやリフォームなどの費用負担も視野に入れるなど、売却方法は変わってきます。
つまり、売却理由によって、売る時期も、売り方も変わりますから、『何故、売らなければならないのか』『いつまでに資金が必要になるのか』『本当に、売る必要があるのか』など、様々な方向から売却理由に沿って整理をしてみてください。
マンションと、一戸建ての売却活動期間の違い
そして、覚えていていただきたいことが、一戸建ての売却は、マンションに比べて、一般的に成約までに時間を要するということです。
マンションは、もともと駅の近くや、利便性の良い立地に建っていることが多く、投資用の需要もあり、流動性の高さが大きな特徴です。また、同一マンション内に比較できる成約事例も多く、査定価格を大きく誤ることが少ないのです。
一戸建ては、近隣に成約事例が有っても、建物の構造や性能、間取り、隣地との兼ね合いなど、検討項目が多く、決断が慎重になりがちで、時間がかかる傾向があります。
したがって、一戸建ての売却は、半年程度の売却活動期間を見越したうえで、計画を立てる必要があるわけです。
早期売却を希望する場合で『リフォームに費用をかけてでも早く売りたい』という人もいらっしゃいますが、最近では、買主様自身の好みで、リフォームやリノベーションをすることを前提に、中古住宅を購入する人が増えています。
『リフォームはしないで、そのぶん安くして欲しかった』という残念な結果も多くありますので、大がかりなリフォームをお考えでしたら、不動産会社に事前に相談することをお勧めします。
一戸建てが売れない五つの理由について!
序章部分だけで長くなってしまいましたので、一戸建てが売れない五つの理由については、次回のブログへと続きます。
今、書きたいことを思い浮かべると、五回のシリーズになりそうです。引き続き、お付き合いください。よろしくお願い致します!
一戸建てが売れない五つの理由の「リンク」です
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