台風から家を守るための万が一に備えた10の対策「我が家は大丈夫だろう!?」その思い込みが一番危険です!
「今年最強」と言われる台風19号が、今週末の日本列島に接近し、関東地方に上陸するおそれがあります。気象庁は、連休中は広い範囲で暴風・大雨・高波に警戒が必要で、早めの対策を訴えています。
9月、台風15号が上陸した千葉県では、大規模停電が発生し、約3万4,000棟の住宅が被害を受け、今もブルーシートで屋根を補修する家が数多くみられます。そして、今も修理が終わらぬまま、追い打ちをかけるように接近している台風19号です。
そこで今日は、台風が来る前、風が強まる前の家の対策として点検すべき10の対策について書いてみたいと思います。
風が強まる前の家の10の対策 台風から家を守るための万が一に備え!
◆雨戸やシャッターは、ちゃんと閉まるか点検補修をしてください!
◆窓に、ひび割れやがたつきはありませんか?
◆雨戸やシャッターのない窓
割れたガラスの飛散防止のために
カーテンを閉めたり、窓に飛散防止フィルムを張ってください!
◆雨どいや排水溝に、枯れ葉や砂がつまっていませんか?
◆屋根瓦やトタンが、めくれたり壊れていませんか?
◆テレビアンテナが、錆びたりゆるんだりしていませんか?
◆物干し竿は、飛ばされないよう下に降ろしてください!
◆庭木は、飛ばされたり、倒れないように固定してください!
◆植木鉢など、強風で飛ばされそうなものは家の中へ入れてください!
◆プロパンガスのボンベは、固定されていますか?
特に窓ガラスが割れると家の中でも怪我をします!養生テープ&ダンボールを使った応急処置を!
特に窓ガラスが割れると家の中でも怪我をします!
窓ガラスが割れそうなほどの台風、不安な気持ちでいっぱいになると思いますが、身の安全を第一に、できることをしていきましょう。
そこで、台風の真っ只中でも、すぐにできる応急処置が、台風対策で一番有名な、窓に養生テープを貼る方法です。
貼り方は簡単で、上の画像のように、縦、横、斜めに貼るだけです!
剥がすときのことを考えると、ダンボールを敷いてから貼るのが一番いいのですが、ダンボールがない場合は、テープだけでも効果は十分にあります。
ただし、紙ガムテープを使うと剥がれなくなってしまうので、養生テープか、布ガムテープを使うことをお勧めします。
万が一、ガラスが割れたときのことを考え、カーテンやブラインドを閉めておくことも忘れないでください。
台風の強風で窓がガタガタ鳴りだしても、絶対に窓を開けないで!
台風の強風で窓ガラスがたわんできたり、ガタガタ音が鳴りだすと、見ていて不安になると思います。
そんなとき、窓に負担がかからないように、少し開けた方がいいのでは、と考えがちですが、その考えは、大きな間違いです!
もし、少しでも窓を開けてしまうと、内圧差によって、窓ガラスが割れ、もっと酷い状態では、屋根が抜けてしまうこともあります。
窓が割れそうに感じても、上記の対策を行っているのであれば、絶対に窓は開けないでください。
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