忘年会!今年の嫌なことを忘れるのか、今年の嫌なことを糧に来年も頑張るのか!あなたはどっち?!
12月も、もう中盤です!
クリスマスや年末年始の準備のため忙しい日が続きます。営業の人は、年末の追い込みで気持ちも慌ただしくなります。
忙しさに加えて寒さも厳しくなってきています。「師」 が忙しく走り回るから 師走 というそうですから、本当に「ばたばた」する月だと思います。
そしてこの時期から増えてくるのが「忘年会」ですね!
あなたは、「忘年会」で今年の嫌なことを忘れたい派ですか?それとも、今年の嫌なことや辛かったことを思い出し、それを糧にして来年も頑張ろう派ですか?
忘年会とは?
ウィキペディア(Wikipedia)では、忘年会とは年末に催される宴会。一般的には、その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会。宗教的意味付けや、特定行事様式の無い日本の風俗の一種である。と書かれています。
一般的な辞書でも、その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会。と書かれています。
忘年会の由来、起源は?
忘年会の由来は、鎌倉時代まで遡るようです。
貴族などの上流階級の人たちが集い、一晩中和歌を詠んだと言われる「としわすれ」という行事が忘年会の起源だそうです。
今の忘年会のようにお酒を飲む会ではなくて、もっと静かで厳かな年中行事だったようですね。
その厳かな行事が現在の忘年会に近づいたのが江戸時代で、庶民の間で1年の苦労を忘れるために酒を酌み交わす習慣が生まれましたが、まだ恒例行事にはなっていませんでした。
一方、武士たちは新たな気持ちで主君に忠誠を誓う新年会を重視していて、忘年会はやらなかったみたいです。
そして、忘年会が現在のような年末の恒例行事になったのは明治時代で、この頃には、年末に実家へ帰省しない学生たちや、年末のボーナスをもたった僚たちが、一年の締めくくりにお酒を飲みに行っていたことから忘年会として定着していったようです。
文献では、明治後期に書かれた、夏目漱石の「吾輩は猫である」に忘年会という言葉が初めて出てきたそうです。
若手社員は会社の忘年会に参加したくない!?
会社や仕事関係での忘年会の、適当な開催回数は?のアンケートに、1回以下と回答した人が52%、ゼロ回と回答した人が36.3%、合計すると88.3%の結果で、ビジネス関連の忘年会に消極的な結果が出ています。
若手社員の中では、ネット上で「#忘年会スルー」と言うハッシュタグが流行っていて、最近では忘年会に残業代を求める若者や、会費を払って上司の話を聞くのは苦痛、と思っている社員が多いそうです。
時代は移り変わっても忘年会は楽しみです!今年があるから挑戦できる来年がある!
その年の苦労を忘れるために執り行われる宴会である「忘年会」
でも、今年の苦労や嫌なことを忘れて、わが身を振り返らずにいるのは、大変、残念なように思えるのです。
嫌なことや辛いこともあったけど、それが自分を成長させてくれた、だから今年も良い年だった、来年は、今年以上に良い年にしよう!
そう思える生き方にしたいですね。そう思えたら、一杯目のビールが一段と美味しく感じるのではないでしょうか!
そして毎年、挑戦し続ける年にしたいですね。今年があったから挑戦できる来年があるのです。挑戦し続けない人生なんてつまらないと思いませんか。
人は、挑戦することを放棄し、努力しなくなったら、退化を辿る道しか残されていないような気がします。
いくつになっても向上し続ける人は、生き生きしています。「あの人は、いつまでたっても若いね!」 って思われるように、今年もあと数日ですが、頑張りましょう。
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