今日から5年目に突入!不動産売買で感じるご縁!宿命と運命、善因善果と悪因悪果
未来家不動産は、今日、令和元年12月19日(木)で開業して5年目に突入です。
まだまだ先は永く、まだまだ続けて行きたいと思っていますが、5年目を迎えることができたのは、ご愛顧いただいた売主様、買主様をはじめ、ご協力いただいた同業社様、金融機関様、司法書士、土地家屋調査士、税理士の先生方とのご縁とお蔭に感謝申し上げます。
そこで今日は、不動産の売買で感じるご縁について書かせて頂きたいと思います。
ご縁を表す言葉には「宿命」「運命」「善因善果」「悪因悪果」などがありますが、不動産の取引でも、契約に結びつく案件、結びつかない案件があり、それぞれそのいずれかを感じることがよくあります。
「宿命」は「宿る命(やどるいのち)」
「宿命」と「運命」は、
同じ「命」が含まれていてよく似ているので同様の意味として捉えている人も多いと思いまが、実は大きな違いがあります。
「宿命」は「宿る命(やどるいのち)」
産まれる前から自分に宿っていることを「宿命」といいます。
男として産まれること、女として産まれること、もっと深い意味でいえば、人間として産まれたことが「宿命」です。
変えることができない「産まれながらに宿っていること」を「宿命」といいます。
私たちの年代では、「巨人の星」で、「花形満」と「星飛雄馬」が「宿命のライバル」と言っていたことが記憶にあると思います。
これは「生まれながらにしてのライバル」という意味です。
「運命」は「運ぶ命(はこぶいのち)」
「運命」 は「運ぶ命 (はこぶいのち)」
産まれてから、自分が経験し、行ってきた事実が蓄積され、それが原因になって、今、起こっている現実が過去から見た「運命」です。
「運ぶ命」ですから、自分の力で運び、動かし、コントロールができます。
どんな経験をして、どんな失敗をし、どんな成功をして、どこの学校に行って、どんな仕事をして、どんな人と出逢い、誰と結婚して、今が幸せかどうかは、自分が行ってきたことが 「原因」 となって導かれた 「結果」 が「運命」ということです。
同じ自分でも、
あの時の決断が違っていれば、出逢う人が違っていたら、今の結果は違っていたかもしれないのです。
善因善果、悪因悪果、だから運命は変えられる!
良い原因が良い結果を導くことを「善因善果 (ぜんいんぜんか)」 と言います。
悪い原因が悪い結果を導くことを「悪因悪果(あくいんあっか)」と言います。
自分が経験し、行ってきた事実が蓄積され、それが原因となって今の現実が起こっているのです。
だから、
善因を重ねることで善果が生まれる、自分の運命を良いものに変えることができ、悪因を重ねれば悪果となり、良い方向に向かうはずだったことでも辛い結果になってしまうのです。
その現実(結果)が、過去から見た「運命」と言うことになるのです。
不動産の売買で「ご縁」を感じる瞬間!
◆マイホームの購入を検討しているお客様が来店されました。
ご希望や資金計画を聴いて物件をご案内。初めて不動産会社に電話して、初めて訪問した未来家不動産で、初めて見た物件を気に入られ、ご契約。
このお客様には「宿命」を感じました。
このお客様は、この不動産を買うために生まれてきたのでは?と
◆他社で複数の物件を見ているお客様でした。
決め手に欠け、なかなか購入を決断することができず1年が過ぎていたお客様が未来家不動産に来店されました。
購入動機(理由)や資金計画、これから生活をしていくために必要な経費、などなど一から聴き取りをさせていただいたところ、当初の予算を300万円上げても支払が可能なことが分かり、希望以上の新築一戸建てに巡り合いご契約ができました。
このお客様には「運命」を感じました。
・今までお付き合いをしていた不動産会社にお断りを入れたこと、
・未来家不動産を選んでいただいたこと、
・購入動機(理由)の原点に気づき戻られたこと、
・資金計画を見直されたこと、
・見る物件を1件に絞られたこと、
・そして購入を早く決断されたこと、
まさに「善因善果」だと感じました。
◆今年の2月末頃のお話です。
希望物件に巡り合い、買付証明書(購入申込書)書かれたお客様です。
ちょっとの差で他のお客様が1番手で買付証明書を提出されてしまいました。
これは、ご縁が無かったと諦めていたところ、1週間が過ぎた頃、売主様担当の不動産会社から連絡が入りました。
昨日、1番手のお客様が勤務先から転勤の内示を受け「購入をあきらめざるを得ない」と今朝お断りがあったとのこと。
転勤シーズンの助けなのか、2番手のこのお客様は購入することができました。
このお客様には「運命」を感じました。
このお客様から聞いたお話ですが、
2番手になったのは「ご縁がなかった」と諦めていたのですが、自分たちが気に入った物件を同じように気に入った人だからという理由で、1番手のお客様の幸せと無事に契約ができることを祈っていたそうです。
自分たちのことよりも、人の幸せを祈れるこのお客様には、
まさに「善因善果」だと感じました。
◆悪因悪果だと感じたこと
ここでは、あえて書きません。
思い出すだけでも気持ちが滅入ります。
ただ言えることは、
自己中心的な考えで「自分さえ良ければそれでいい」と相手や周りの人のことを考えられない人は、良い結果には巡り合うことはできないということです。
その人は、契約できて良かったと思っていたようですが、その後、良くないことが起きていました。
この話は、これくらいにしておきます。
不動産の売買は、ご縁に導かれるものです!
◆袖振り合うも他生の縁
見知らぬ人と袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁によるものだから、どんな出会いも大切に
◆躓く石も縁の端
自分にかかわるすべてのものが、なんらかの因縁で結ばれているということ
◆縁は異なもの味なもの
ご縁は、どこでどう結ばれるのか分からず予測のつかない不思議でおもしろいもの
◆縁の下の力持ち
他人のために、人目につかない所で苦労や努力をすること
ご縁を表す「ことわざ」は、たくさんありますが、
いずれも、なにか目に見えない力が働いて、目には見えない結びつきが結果となって今がある、という意味を含んでいます。
不動産のご縁も同様に、目には見えない不思議な力や結びつきがあることを知って欲しいと思います。
そして、良いご縁を見つけていただきたいと思います。
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