家(不動産)の査定を不動産会社に依頼するときの3つの注意点!
家(不動産)の査定を不動産会社に依頼するときの3つの注意点!
不動産売却は、その経験がほとんど無く、ましてや大きな金額が動くので、一つでも判断を誤れば、トラブルに発展することがあるのです。
もちろんトラブルなく安全で円滑に進むことが当り前なのですが、そのトラブルが大難になるのか、小難になるのかも、あなたが事前に得ていた知識が役立つかもしれません!
そこで今日は、「家(不動産)の査定を不動産会社に依頼するときの3つの注意点!」について書いてみたいと思います。
査定は、不動産売却の第一歩です!
トラブルになって無駄な時間を費やすことの無いように、是非、お読みください。
注意点1、価格査定の前に相場を調べる
不動産の売却では、不動産会社に価格査定を依頼することになりますが、査定前に、あなた自身でも売却相場を調べておくことが大切です。
また、売却相場を調べる時には「周辺の類似物件の価格調査」や「周辺の過去の取引データ」「路線価や固定資産税評価額など公的価格」など、複数のデータを比較するようにしてください。
これらのデータは全てインターネットで調べることができます。
不動産の価格には、中古車査定のように明確な決まりがないので、できるだけ多角的に調らべて、その平均を取ることが大切です。
自分で相場を調べておくと、査定価格に対して高いのか、安いのかを判断することができます。
こちらもご覧ください!
不動産会社に査定を依頼する前にやるべきこと!それは近隣相場を知ることです!
注意点2、価格査定を依頼するとき
不動産の査定をしてもらうときは、必ず複数の不動産会社に依頼して「相見積もり」を取るようにしてください。
もちろん、あなたが、過去に何回も不動産を売却していて、不動産の売買に精通しているのであれば、信頼している1社に査定を任せてもいいと思います。
しかし、ほとんどの人がそうではないでしょう。
大手だから、有名だから、近くにあるから、といった理由だけで、査定を一社だけに依頼すると、
その会社が、適正価格で売却してくれて、サービスも良い会社なのか、安く査定して手っ取り早く仲介手数料を取ることだけを考える会社なのかが分からないと思います。
近隣相場や近隣の売り出し物件を事前に知れべておけば、その判断の役に立つでしょう。
また、査定価格の提示は、口頭ではなくて必ず査定書をもらうようにしてください。仮に査定書を出してくれない会社であれば、依頼先候補から外して構いません!
注意点3、査定価格は売れる価格ではないのです
不動産会社が提示する査定価格は、「おおむね3ヶ月あれば売れるであろう価格」です。
「売れるであろう価格」ですので、その価格で売れないことも残念ながらある、と言うことを頭の片隅に置いておいてください。
何故なら、不動産の成約価格は、少しでも高く売りたいとる売主と、少しでも安く買いたい買主との相反する希望の間で交渉の結果で決まるものだからです。
例えば、急な転勤が決まり、早期に転居先を決めなければならない買主でしたら、あなたの家を気に入れば、相場より割高でも決めてくれるかもしれません。
一方で、相場程度で売り出しても、売却のタイミングが悪く、近隣に同じような条件の物件が複数あると、売れるまでの期間が長引き、
買主からは、他にも同様の物件があるから、と言う理由で厳しい値引き交渉が入るかもしれないのです。
まとめてみました!
不動産の売却の第一歩は、不動産会社に依頼する価格査定です!
第一歩と言うことは、ここで判断を誤れば、そこから先の売却活動に多大な影響が出てしまうのです。
高い価格で売り出すと、売れるまでの期間が長引き、安い価格で売り出すと損をします。
適正価格で売出しても、タイミングが悪く近隣に類似物件が多いと、長引いたり値引き交渉に繋がります。
そのような状況に陥らないためにも、3つの注意点を知ることが、少しは役に立つと思います。
適正価格と売却のタイミングです!
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