任意売却で家を売却しても住宅ローンの返済が無くなるわけではありません!
任意売却を利用して家を売却しても、
住宅ローンの返済が無くなるわけではありません。
任意売却することで抵当権の抹消は可能ですが、返済しきれなかった住宅ローンの残債は、その後も返し続ける必要があります。
とは言え、
取扱い金融機関は債務者(ローンを借りている人)の生活状況や収入状況を考慮してくれるので、月々の返済額を減額(分割支払い)してもらえる場合がほとんどです。
任意売却の詳しい説明です
住宅ローンを滞納したり支払いが困難になった場合、利用されることが多いのが「任意売却」です。
これは、債権者(取扱い金融機関)の同意を得ることで利用できるのですが、利用者の多くは、家を売っても住宅ローンの全額は返済できず、残債が残ってしまうことがほとんどです。
任意売却を利用して住宅ローンの一部でも返済できれば抵当権は抹消できるのですが、返済しきれなかった残債は、金融機関に少しずつでも返し続ける必要があるのです。
◆任意売却と競売の違い、メリット・デメリットにつてはこちらをご覧ください。
毎月の返済額は減額される可能性が高くなります
任意売却の同意を得る段階で担当する不動産会社は、債務者の生活状況や収入状況を金融機関に伝えます。
金融機関は、そう言った状況を把握した上で任意売却に同意した場合は、無理な返済は要求せず、毎月の返済額を少しでも楽になるよう分割支払いに応じてくれたり、残債の利息をカットしてくれたりします。
ただし、分割払いや利息のカットが必ず認められるわけではありません。
確かにほとんどの場合は認められますが、あくまでも債権者の同意が必要で、実際に同意が得られないケースもあることを知っていてください。
依頼する不動産会社選びは慎重に!
任意売却は、売却を依頼する不動産会社に、住宅ローンを借りている金融機関に対し交渉してもらう必要があるので、不動産会社選びは慎重に行ってください。
ですから、
査定をはじめ売却を依頼するときには「任意売却を検討している」ことを最初に伝えてください。
そうすることで、不動産会社の担当者も、任意売却の心構えで相談にのってくれるはずですので、スムーズに手続きが進みます。
「人ごとではなくて自分ごと」として親身になって相談にのってくれる不動産会社を見つけてください。
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