不動産ポータルサイト(SUUMO/HOME'S/at home/etc)だけに頼るマイホーム探しに潜む危険!
「私たちもそろそろマイホーム!」と思いが膨らむと「あの場所に住みたい!」「希望の間取りは?」「こんな設備があったらいいなぁ!」「予算は?」と、いろいろ夢が広がります。
そして、ほとんどの人がスマホやパソコンでネット検索を始めるでしょう。
SUUMO/スーモ、HOME'S/ホームズ、at home/アットホーム、などの不動産ポータルサイトに掲載されている物件情報を見て、不動産会社にメールや電話で資料を請求して、物件見学をするのではないですか?
その方法が悪いわけではないのですが、
ただ、そこには目には見えない、もしかしたら後悔するかもしれないリスクが隠れているかもしれません。
そこで今日は、「不動産ポータルサイト(SUUMO/HOME'S/at home/etc)だけに頼るマイホーム探しに潜む危険!」について書いてみたいと思います。
筆、新築一戸建て購入応援「ゼロちゅうて仲介」の加古川の不動産売買専門店 未来家不動産株式会社 代表 清水浩治
他の業界には無い不動産流通業界だけの特性!
不動産は唯一無二の存在ですが、その多くは、ほとんどの不動産業者が取り扱うことができるってご存じですか!?
たとえば、車業界では、
T社の新車を、N社が購入者を見つけて売ることはしません。
N社はN社の新車しか売りません。
たとえば、八百屋さんの場合、
C八百屋さんの野菜を、D八百屋さんが購入者を見つけて売ることはしません。
D八百屋さんは自分で仕入れた野菜しか売りません。
でも、不動産業界では、
A不動産会社の専任物件でも、B不動産会社が購入者を見つけることができれば、B社はA社の専任物件をB社が見つけた買主に売ることができるのです。
つまり、不動産ポータルサイトに広告掲載をしているA不動産会社でも、掲載していないB不動産会社でも、その物件は取り扱うことができるのです。
そして、不動産ポータルサイトに物件情報を掲載するのか、掲載しないのかは不動産会社の考え方次第なのです。
そこで、不動産業界の特性として知っていて欲しいのが、
ネット検索で物件情報を見たからといって、その物件を掲載している不動産業者でなければ内覧ができない、その不動産業者でなければ住宅ローンやその他の相談をすることができない、その不動産業者でなければ売買契約をすることができない、
と言うわけではないと言うことです。
宅地建物取引業者(不動産会社)専用のデータベース「REINS(レインズ)」ってご存じですか?
一般の消費者は見ることができないのですが、
宅地建物取引業者(不動産会社)だけが見ることができる「REINS(レインズ)」を利用して日々流通物件(仲介物件)を検索しています。
つまり、SUUMO、HOME'S、アットホームなど不動産ポータルサイトに掲載している物件情報は、全国のほとんどの仲介物件を見ることができる「REINS(レインズ)」と言う不動産会社専門のデータベースで選んでいるのです。
あなたは、不動産ポータルサイトを見て、「同じ物件を複数の不動産業者が広告掲載しているのは何故?」って思ったことはありませんか?
それは、掲載している不動産業者の情報源が、同じ「REINS(レインズ)」だから起きる現象なのです。
言い換えると、ほとんどの仲介物件は、どの不動産会社でも取り扱いができる、と言うことを知っていてください。
物件情報はポータルサイトから!購入する不動産会社は、あなた自身で決める!
あなたが求める物件情報は、不動産ポータルサイトで十分に得ることができます。
ただし、大量に物件情報を掲載している不動産会社は要注意です。
何故なら、
不動産会社が受け取ることができる仲介手数料は成約報酬ですので、売買契約が成立しないと受け取ることができないからです。
つまり、
他の不動産会社で契約されてしまうと仲介手数料はゼロです。
と言うことは、
買ってもらうことが最優先ですので、
問合せをしてきた人に押し売り的な営業をかけたり、
どの問合せに対しても
「この物件はお買い得ですよ!」
「この物件はおススメですよ!」
「金利が低い今がチャンスですよ!」
としか言わない可能性が高いからです。
これが「ネット検索」=「掲載不動産業者」と言う考え方でマイホーム探しに潜む危険性です。
あなたに「この物件は購入しない方がいいですよ!」と言ってくれる不動産業者はいない
先ほどもお伝えしましたが、仲介手数料は成功報酬ですので、売買契約が成立しないと仲介手数料はゼロです。
お客様から問合せがあれば、なんとしてでも成約に結び付けようと一生懸命勧めてきますが、これは営業として当り前のことです。ただ、その度が過ぎると押し売りになってしまいます。
しかし、その物件が、あなたのためにならない物件であっても「この物件は購入しない方がいいですよ!」とは言いってくれません。
不動産取引が未経験で何も分からないお客様は、気になる物件があれば「いろいろ教えて欲しい」と思い問合せをします。
でも、不動産業者の担当者は、そのお客様を他の不動産業者に奪われたら仲介手数料がゼロになってしまうので、必死になってアプローチをかけます。
◆「この物件なら今からでも内覧できますよ!」
◆「見たからと言って買わなければならないわけではないですよ!」
◆「参考のために見ておきましょう!」と勧誘し、
問合せ物件を含め複数の物件を案内し、見た物件の感想を聞いてきます。
あなたが「あの物件がちょっと気になるなぁ!?」と言うものなら、事務所に戻って資金繰りや契約内容について矢継ぎ早に説明を始めるのです。
初めて物件を見ることに緊張して疲れているところに、たたみ掛け購入を勧めてくるのです。
不動産業者は教えてくれない!「この物件は本当に私が買うべき物件なのか?」
ほとんどの営業担当者は、物件の概要しか説明してくれません。
土地面積、建物面積、間取り、築年数、設備概要、最寄り駅からの距離、など、販売資料に書かれている内容です。
もう少し付け加えるなら、購入諸費用、住宅ローンの金利や減税措置くらいなら説明してくれるでしょう。
それだけなら、本当に購入すべき物件なのかは分かりません。
もっと伝えなければならない、水災リスク、過去の浸水履歴、周辺の道路計画、建築計画、嫌悪施設、前面道路が交通量の多い抜け道、既存不適格物件、
マンションなら、管理体制、大規模修繕履歴、長期修繕計画・・・・
不動産に限らず全てのものには、メリットもデメリットも有って当然なのにデメリットはほとんど教えてくれないのです。
何故なら契約優先としか考えていないからです。
お客様が「本当にこの物件を購入してもいいのか」を判断できるように、プラス情報(メリット)とマイナス情報(デメリット)をできるだけ説明し、お客様自身が足し算と引き算をして、自分自身で決められるだけの情報を提供するのが不動産会社の責務のはずなのに。
マイホームの購入にも「セカンドオピニオン」を
身体に何か異変を感じたら病院に行きます。
血液検査やレントゲン検査、CT検査などを行った結果、異常が無ければホッとするかもしれません。
異常が無いと言われても、身体に普段とは違う違和感が続けば、より心配になり別の病院で再検査を受ける人もいます。
これが「セカンドオピニオン」です!
マイホームの購入は、一生で一番高い買物だと分かっていても、いいことしか言わない不動産業者の話を鵜呑して購入してしまっていいのですか?
ネット検索で得た物件情報は、マイホームを購入する流れで言うと、ほんの入り口に過ぎないのです。
いいことしか言わない不動産業者の話を鵜呑にしても、結果オーライなら後悔することはないでしょう。
でも、
一生で一番高い買い物をするのであれば、デメリットやマイナス情報も全て教えてくれて、あなたと一緒になって購入すべきかどうかを悩んでくれる、あなたの相談相手を選ぶことが、安全で円滑な取引、後悔しない取引の実現のためには大事なことだと思います。
あなたの不安、悩み、疑問、ご相談にのります!「この家、購入してもいいですか?」
マイホームの購入をお考えでしたら、ぜひ未来家不動産の個別相談をご利用ください。
まだ家を買うかどうか決まっていない人でも大歓迎ですのでお気軽にご相談ください!
◆高い買い物だから後悔したくない!
◆今の不動産屋さん、ちょっと頼りなくて心配!
◆本当のことを包み隠さず言ってくれる人から買いたい!
理由を問わず、お気軽にご相談ください。
不動産業界歴33年の経験で培った知識と知恵でお応えします。
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