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2020年10月20日
ブログ「未来の家」

土地の売却に必要な測量と手順と費用相場

土地を売却するときに必要となる費用のひとつに「測量費用」があります。

わざわざお金をかけて測量しなければならないのですか?

と思う人もいらっしゃるでしょう!

なぜ測量するのでしょうか?

それは、土地の面積や境界線、権利関係を明確にしなければならないからです。



そこで今日は、土地を売却しようとしている人のために、「土地の売却に必要な測量と手順と費用の相場」について書いてみたいと思います。

筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門店 未来家不動産株式会社 代表 清水浩治

 

土地の測量図の種類

土地の情報は登記簿謄本で確認することができますが、その情報が古い場合は現在の状況とは異なるケースが少なくないのです。

そのことが原因で隣地所有者との境界をめぐるトラブルが多く、それを回避するために事前の測量を求められるのが一般的になっています。

そして土地売却に関わる測量図には次の3種類があるのですが、売買契約前の重要事項説明書でも説明されますので覚えておいてください。

1.確定測量図

2.現況測量図

3.地積測量図 です。

 

※それぞれの内容と信頼度についてはことらをご覧ください

土地売買で必ず出てくる「3つの測量図」!その種類と信頼度を知ることでトラブルを回避できます!

 

1.確定測量図

隣接する全ての土地所有者と道路の所有者の立ち合いのもとに、境界確認および官民(道路)査定を行って作成された一番信頼できる測量図です。

 

2.現況測量図

◆境界確認なしの現況測量図

隣地所有者の立ち合いを行わず売主の主張線で作成された測量図です

 

◆官民査定を省略した現況測量図

民有地のみ隣地の所有者の立ち合いのもとに境界確認を行って作成された測量図です

境界トラブルのほとんどが、隣接する民有地の所有者間で発生するので、境界トラブル回避のためには、官民立ち合いを省略したこの測量図が利用されることが多いです。

 

3.地積測量図

土地の登記記録に付随して法務局で取得できる図面で、面積やその計測、計算方法などが記載されています。

 

測量にかかる費用の相場

売買契約に用いることができる測量の費用はおよそ次の通りです。

◆売主の主張線での現況測量費用:15万円~20万円

◆官民査定省略の現況測量費用:35万円~45万円

◆官民立ち合いの確定測量費用:60万円~80万円

※この費用は面積が100㎡前後の土地を想定しています

 

測量する土地が広大だったり、地形が複雑だったりする場合や、隣接する土地所有者が大勢いる場合は、測量費用も高額になってきます。

ほとんどの土地は道路に面していますので官民立ち合いが必要になりますが、境界トラブルは隣接する民有地所有者間で発生するので、時間も費用もかかる官民査定を省略した現況測量図が利用されることが多いです。

 

測量の手順

測量の手順は

1.調査 2.隣地所有者への挨拶 3.現地測量 4.関係者立ち合いで境界確定 5.境界標(境界杭)の埋設 6.確定測量図作成

以上の手順で測量の依頼から完了まで、3ヵ月から4ヵ月ほどの時間が必要になります。

 

1.調査

法務局や役所で公図、地積測量図、登記簿謄本や、その土地の周辺で過去に行われた境界確定の資料などを取得します。

隣地所有者や過去に起きた境界トラブルなどを調査をし、測量にかかる費用の見積もりが算出されます。

 

2.隣地所有者への挨拶

現地測量の前に、隣地所有者へ測量の主旨の説明と協力依頼を兼ね挨拶を行います。

 

3.現地測量

法務局や役所で公図、地積測量図、登記簿謄本や、その土地の周辺で過去に行われた境界確定の資料などを基に、現地の調査、塀やフェンス等の設置状況を確認し測量を行います。

 

4.関係者立ち合いで境界確定

隣地所有者が現地に集まって境界確認を行い、境界確定の承諾書をもらいます。このときに関係者全員から承諾がもらえないと境界を確定することはできません。

隣地所有者との境界が確定しましたら官民立ち合いを行い境界を確定していきます。

状況によっては隣地所有者以外にも道路を挟んだ対岸の土地所有者のからも承諾を得る必要がある場合もあります。

 

5.境界標(境界杭)の埋設

隣地諸州者など関係者全員の承諾を得て、境界を示す境界標や杭を埋設します。

コンクリート杭や金属プレートなど土地の状況によって埋設方法が異なります。

 

6.確定測量図作成

測量調査によって明らかになった情報に基づいて図面の作成や登記申請に必要な書類を作成します。

 

境界の確定は隣接している土地の所有者全員の立ち会いもとに行われますので、隣地が複数の所有者に分かれていたり、人数が多かったり、遠方にいる場合はさらに費用や時間がかかります。

過去に何かトラブルがある場合にはなかなか協力が得られず境界確定の協議が長引く恐れもありますので、早めに測量を依頼しておくことをお勧めします。

 

まとめてみました!

土地の測量は強制ではありませんが、隣地所有者との境界トラブルを避けるために測量を求められるのが一般的です。

トラブル回避のためには費用をかけてでも測量を行うことが最善の方法です。

測量図の作成には最低でも30万円以上の費用がかかり、その期間はおよそ3ヵ月から4ヵ月を要します。

特に境界の確定には隣地所有者全員の立ち会いと承諾が必要になるので、早めに準備することをお勧めします。

 

この記事を書いた人
清水 浩治 シミズ コウジ
清水 浩治
◆ブログ「 未来の家」では、私の住む街「加古川」の魅力を紹介、不動産に関する豆知識や、トラブル解決など、情報発信を日々行っております。◆「家や土地の物件情報も大切です。しかし、もっと大切な情報があるはず!」と、私は、いつも考えています。◆加古川市で暮らしていただくうえで、大切な子育てや、お役立ち地域情報、不動産の取扱いについて知っていて欲しいことを最優先で発信しています。
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