3.11「木の葉の舟流し」泰山木の葉に鎮魂の思いを東北に届け!
「木の葉の舟流し」ってご存じですか?
東日本大震災で被災したお宅にポツンと残された「じろはったん」の本。
この本は、加古川在住たっだ「森はな」さんの作品です。
主人公の「じろはったん」は、親友の「新やん」を偲んで「泰山木(たいさんぼく)」の葉に思いを書いて流しました。
このことに因んで、3月11日には、東日本大震災で被害に遭った人々への思いが記された泰山木の葉が海に流し届けられます。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門会社、未来家不動産(株)みらいえふどうさん代表、清水 浩治
木の葉の舟に思いをのせて「3.11」あの日を忘れない
東日本大震災の追悼行事「木の葉の舟流し」は、
津波の日に奇跡的に家に残った一冊の本「じろはったん」から生まれた震災行事です。
昨年の3月11日には、被災地の福島県、宮城県、「森はな」さん生誕地の朝来市、ゆかりの加古川市、高砂市、姫路市、加西市の小学生らが鎮魂や復興、未来への希望や夢を記した約8,000枚の泰山木の葉が、福島県相馬市の海岸から、木の葉の舟として流されました。
参加した子どもたちにとって、被災された人々に思いを馳せ、命や未来を考える良い機会になったと思います。
泰山木の葉にメッセージが記されます
兵庫県では、平成7年(1995年)1月17日早朝、未曽有の大震災「阪神淡路大震災」が起きました。
あらから約26年の年月が流れ復興は進みましたが、被災された人たちの悲しみを今も思わないではいられません。
そして今年もまた「3.11」が巡ってきます。
東日本大震災で犠牲になられた人たちへの追悼の気持ちが泰山木の葉に記されます。
「復興へのメッセージ」「未来への希望や夢」「犠牲者への手紙」など・・・・
「じろはったん」のあらすじ
時は昭和18年、折しも日本は太平洋戦争のまっ只中でした。
戦況は次第に悪化し、学徒出陣・学童疎開も始まった年です。
次郎八(じろはち)通称「じろはったん」は知的障害のある青年でしたが、優しく純粋な心の持ち主で、いつも子どもたちの人気者で、村の人々の暖かいまなざしの中で暮らしていました。
わら人形を的にした竹槍訓練では、人形がかわいそうとすがりついて止め、花を供える「じろはったん」でした。
のどかな但馬の春、咲き乱れるレンゲ畑で子どもたちと楽しく遊ぶ「じろはったん」は、おっ母のもらってきた「浦島太郎」の絵本を読んでもらい、乙姫様に心を惹かれました。
しかし平和な時は続かず、ついに兄弟のような「新やん」にも赤紙(召集令状)が来たのです。「わいも行く」という「じろはったん」を気づかいながら出征していく「新やん」
昭和19年、但馬の村にも神戸から疎開児童がやってくるのです。その中で付添いの「石野先生」はきれいで若く、「じろはったん」には竜宮城の乙姫様のように思えるのです。
「じろはったん」が「新やん」の夢を見てうなされるようになってから一月後、「新やん」戦死の知らせが来るのです。
南方へ行く途中、船が魚雷にあたり海に沈没したのでした。
昭和20年8月15日、日本は天皇の玉音放送をもって終戦を迎え、「石野先生」と疎開の児童も神戸へ帰っていくのでした。
「石野先生」から手紙をもらった「じろはったん」は字の練習を始め、やっと「しんやん」と書けるようになるのですが、手紙を出したのに「新やん」が戻ってこないとおっ母を困らせるのでした。
おっ母は、「新やん」は海底の竜宮城へ行って戻ってこられんと話し、「石野先生」も一緒に海へ行くことにするのです。
「新やん」の誕生の記念に植えられたというお寺の「泰山木(たいさんぼく)」の葉に「しんやん」と書いた紙をぬいつけ木の葉の舟をつくって海へ流す「じろはったん」。
「新やーん」と叫ぶ「じろはったん」の声は但馬の美しい海に響いていくのでした。
私の住む街「加古川」をもっと元気に!
加古川に暮らしていただくうえで、大切な子育て支援や地域情報、イベント情報、不動産の売買や税金に対する売主様、買主様の不安や悩みの解決、不動産取引の豆知識などを最優先で発信しています。
もちろん不動産の物件情報も大切ですが、それ以上にお伝えしたい大切な情報がある!と私は、いつもそう思っています。
それが、このブログ「未来の家」での発信です!
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そんな思いでいます。
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