土砂災害から身を守るために知っておきたいポイント!あなたの地域は大丈夫ですか?
日本は傾斜が急な山が多い国土ですので、台風による大雨や集中豪雨が引き金になり、がけ崩れや地すべり、土石流など、土砂災害が発生しやすい環境にあります。
土砂災害は一瞬にして、尊い生命や家屋、財産を奪い甚大な被害をもたらします。
土砂災害の被害を防ぐためには、一人ひとりが土砂災害から身を守れるように備えておくことが重要だと思います。
そこで今日は、「土砂災害から身を守るために知っておきたいポイント!あなたの地域は大丈夫ですか?」について書いてみたいと思います。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門会社、未来家(みらいえ)不動産株式会社、代表、清水 浩治
日本全国で起きている土砂災害発生件数
集計が開始された昭和57年から令和元年までの土砂災害発の平均発生件数は、1年間におよそ1,105件も発生しています。
令和2年の土砂災害の発生件数は1,319件で、下の表は各都道府県別の発生件数を示したものですが、ほとんどの都道府県で発生しています。
また、土砂災害が発生するおそれのある区域は、日本全国で約68万区域にのぼると推計されています。(令和2年度末時点の推計値です)
国や地方自治体では、土砂災害による被害を防ぐため、砂防えん堤などの施設整備や警戒避難体制の整備などの対策を実施しています。
しかし、それ以上に私たち一人ひとりが土砂災害に対して日頃から備えておくことが重要なるのだと思います。
土砂災害発生の前兆現象に注意してください
土砂災害が発生する前兆現象には、
主に「がけ崩れ」「地すべり」「土石流」の3つがあります。
このような前兆現象に気づいたら、
周囲の人に声をかけ合い、
いち早く安全な場所に避難してください。
「がけ崩れ」の特徴と主な前兆現象
「がけ崩れ」の特徴は、
斜面の地表に近い部分が、雨水の浸透や地震などでゆるみ、突然、崩れ落ちてきます。
崩れ落ちるまでの時間はすごく短いので、人家の近くで発生すると、逃げ遅れて人命を奪うことにもなります。
<主な前兆現象>
◆がけにひび割れができる
◆小石がパラパラと落ちてくる
◆がけから水が湧き出る
◆湧き水が止まる、濁る
◆地鳴りがする
「地すべり」の特徴と主な前兆現象
「地すべり」の特徴は、
斜面の一部、あるいは全部が地下水の影響と重力によって斜面下方に移動してきます。
土塊の移動量が大きいため甚大な被害が発生します。
<主な前兆現象>
◆地面がひび割れ、陥没
◆がけや斜面から水が噴き出す
◆井戸や沢の水が濁る
◆地鳴り、山鳴りがする
◆樹木が傾く
◆亀裂や段差が発生
「土石流」の特徴と主な前兆現象
「土石流」の特徴は、
大雨や長雨、集中豪雨によって、山腹や川底の石や土砂が一気に下流へと押し流されてきます。
その速さは、時速20Km~40Kmで一瞬にして人家や畑などを壊滅させてしまいます
<主な前兆現象>
◆山鳴りがする
◆急に川の水が濁り、流木が混ざり始める
◆腐った土の匂いがする
◆降雨が続くのに川の水位が下がる
◆立木が裂ける音や石がぶつかり合う音が聞こえる
土砂災害から身を守るための3つのポイント
土砂災害から身を守るためには、
人任せではなく私たち一人ひとりが
土砂災害に対して日頃から備えておくことが重要です。
土砂災害から身を守るために最低限知っておくべき3つのポイントは、
1.お住まいの場所が土砂災害警戒区域か確認する
2.土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意する
3.警戒レベル4で危険な場所から全員避難する
です。
1.お住まいの場所が土砂災害警戒区域か確認
土砂災害のおそれのある地区は、
「土砂災害警戒区域」や「土砂災害危険箇所」に指定されています。
普段から自分の家が、
土砂災害のおそれのある地区にあるかどうか、
都道府県や国土交通省のホームページ などで確認してください。
また、避難の際にどこにどのように逃げるのか知っておくことが大事です。
市町村が作成する土砂災害ハザードマップを利用して避難場所や避難経路を確認してください。
ただし、土砂災害警戒区域等でなくても、
土砂災害が発生する場合があります。
付近に「がけ地」や「小さな沢」があれば注意が必要です。
2. 土砂災害警戒情報や雨量の情報に注意
雨が降り出したら
「土砂災害警戒情報」に注意してください。
これは、警戒レベル4相当の情報であり、
市町村が警戒レベル4避難指示を発令する目安となる情報で、災害の切迫度が高まっていることを示しています。
警戒レベルについては、内閣府ホームページ をご覧ください。
土砂災害警戒情報は、
気象庁ホームページ や各都道府県の砂防課などのホームページで確認ができます。
その他、テレビやラジオの気象情報でも発表されます。
都道府県や市町村によっては、
携帯電話などに⾃動的に⼟砂災害警戒情報を教えてくれるサービスもありますので確認してください。
3. 警戒レベル4で危険な場所から全員避難
あなたがお住まいの地域に
⼟砂災害警戒情報(警戒レベル4相当情報)が発表されたら、自治体からの避難指示の発令に留意してください。
そして、避難指示の発令されたら、迷わずご近所に声をかけ合い近くの安全な避難場所に避難してください。
特に、お年寄りや障害のある人など避難に時間がかかる人や、夜中に大雨が想定される場合は、警戒レベル3の高齢者等避難が発令されたタイミングで早めに避難してください。
⼟砂災害の多くは⽊造の1階で被災しています。
どうしても避難場所への避難が困難なときは、近くの頑丈な建物の2階以上に緊急避難するか、家の中でより安全な場所、がけから離れた部屋や2階などに避難してください。
普段から避難訓練に参加し避難に慣れていれば避難⾏動を起こしやすくなりますので、市町村などがおこなう⼟砂災害の避難訓練に参加されることをお勧めします。
土砂災害警戒情報等が発表されていなくても
最後に、
土砂災害警戒情報等が発表されていなくても、
土砂災害の前兆現象に気付いた場合は、
直ちに周りの人と安全な場所に避難し、市町村に連絡してください。
<土砂災害の主な前兆現象>
◆がけや地面にひび割れができている
◆がけや斜面から水が湧き出ている
井戸や川の水が濁っている
◆湧き水が止まっている、あるいは、濁っている
◆小石がバラバラと落ちてくる
◆地鳴り、山鳴りがする
◆降雨が続くのに川の水位が下がっている
◆樹木が傾いている
◆立木が裂ける音がする
◆石がぶつかり合う音が聞こえる
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