電子レンジが爆発・火災!誤った使用方法と正しい使い方
電子レンジの誤った使い方で爆発や火災などの事故が増えています。
今や電子レンジを使用しているご家庭も多く、ガスや火を使わないので危険性を感じないまま意識せずに誤った使い方をしている人が少なくないようです。
そのため、電子レンジによる爆発や火災の原因、そして、そうならないための電子レンジの正しい使い方を知ることは重要なことだと思います。
そこで今日は「電子レンジが爆発・火災!誤った使用方法と正しい使い方」について書いてみたいと思います。
筆、新築一戸建て購入応援「仲介手数料・無料・0円・ゼロ・サービス」の加古川の不動産売買専門会社、未来家不動産(株)みらいえふどうさん代表、清水 浩治
使い方が間違っていないか確認が必要
電子レンジは火を使わないので、爆発や火災の原因になりにくいと考えている人が多いようです。
そもそも、その考えが間違っているのですが。
電子レンジも使用方法を間違えると危険な事故を引き起こす可能性があるのです。
分かっているつもりでも「使い方を間違えていた!」ことが原因で爆発や火災が起きていますので、使い方が間違っていないか改めて確認をすることから始めてください。
近年、電子レンジによる火災事故は年々増加傾向にあります。
その原因の5割が食品の過熱のし過ぎだそうです。
つまり食材に適した加熱時間よりも長く温めたことが原因で、電子レンジ内の狭い空間で爆発すると、あっという間に燃え広がるだそうです。
電子レンジ内での火花、爆発の原因
電子レンジ内で火花が散る、或いは、爆発する原因は次の通りです。
1.長時間加熱しすぎている
2.アルミホイルを使用している
3.電子レンジ不可の包装をそのまま温めている
4.吸気口・排気口をふさいでいる
5.電子レンジ内部が汚れている
6.電子レンジの寿命がきている可能性
どれもこれも、うっかりやってしまいそうなことばかりではないですか。
1.長時間加熱しすぎている
食品によっては温めすぎると焦げて煙や火が出るものがあります。
特に、さつまいもや中華まんなど、過剰に熱が加わると水分が蒸発して炭化が進みやすいものは注意が必要です。
炭化が進むと可燃ガスが発生し、引火すると爆発する恐れがあるのです。
また、電子レンジで加熱するときに注意が必要なのは、水分の少ない食材や乾燥した食材、皮膜のある食材があげられます。
水分の少ない食材 | 乾燥・皮膜のある食材 | |
食材例 | ・さつまいも ・ニンジン ・かぼしゃ | ・たまご ・皮付きウインナー ・ポップコーン |
駄目な理由 | 水分が蒸発し炭化が進みやすく焦げて発火する恐れがあります | 破裂して発火、爆発につながる恐れがあります |
水分の少ない食材は、少量の水とともに適正時間を守って加熱すれば、電子レンジでも温められます。
乾燥した食材や皮膜のある食材は、電子レンジでの加熱は避けた方がいいと思います。
2.アルミホイルを使用している
アルミホイルを電子レンジで加熱すると、火花が出て火災に繋がることがあります。
電子レンジは、マイクロ波という電磁波を庫内に照射して水分に吸収されて分子の振動により食品を温めるのですが、このマイクロ波はアルミのような金属は通り抜けることができず、加熱すると電磁波の刺激でスパーク(火花)が発生するのです。
その他、電子レンジで加熱していけない容器があります。
加熱しては駄目な容器 | 駄目な理由 |
レトルト食品のパッケージ | パッケージにアルミが含まれていることが多いため |
缶詰 | 電磁場が大量に発生し、放電を起こすことで火花が散るため |
金で絵柄が書かれているもの | |
ステンレス製やアルミ製など金属製の容器 | |
木製・紙製・漆容器 | 炭素が多く含まれているので焦げやすく発火するため |
上記のような容器は、
必ず電子レンジ対応の耐熱性容器に移してから温めてください。
ヒビや割れのある陶器や非耐熱のガラス、プラスチック容器は、割れたり変形したりするので電子レンジでの使用は避けてください。
3.電子レンジ不可の包装をそのまま温めている
食品の包装には、そのまま、電子レンジで温められるものと、温められないものがあります。
特に、冷凍食品や総菜、お弁当などの包装や容器は、それぞれ加熱方法が異なるので、必ずパッケージなどの表記を確認してから温めてください。
4.吸気口・排気口をふさいでいる
電子レンジは、側面や背面に吸気口や排気口があるので、上部・側面・背面に一定の空間を開けて設置するように定めている商品が多いです。
そのため、壁に付けて設置すると熱が逃げ場を失い煙が出ることがあります。
また、周りに荷物が置いてあったり、吸気口や排気口がホコリで塞がれている場合でも同じ現象が起こる可能性があります。
ですから、電子レンジの周りに荷物を置かず、定期的に吸気口や排気口を掃除するようにしてください。
5.電子レンジ内部が汚れている
電子レンジ内は、加熱することで食品の油や焦げなどがこびり付きやすく、汚れが付着したまま使用すると火花が散ることがあります。
これは、汚れた部分に電磁波が集中することで起こるのですが、火花は炎に変わり火災に繋がることもあるので注意が必要です。
また、汚れが付着したままだと加熱効率も悪くなるので、使用後はこまめに掃除をして汚れを残さないことが大切になります。
万が一、
電子レンジの中で火花が出たり、食材が燃えたりした場合は、扉を開けずに電源を切ってください。
間違っても、すぐに扉を開けないでください。
慌てて扉を開けると、大量の酸素に触れて爆発的に燃え上がる恐れがあります。
扉を閉めたまま庫内の様子を見て、火が消えるかを確認してください。
それでもなかなか火が消えない場合は、消火器などの消火器具で火を消すようにしてください。
自力で火を消すことができない場合、或いは、火災が発生した場合は「119番通報」で消防に連絡してください。
6.電子レンジの寿命がきている可能性
電子レンジには、マグネトロンと呼ばれる磁電管が組み込まれています。
電子レンジの心臓部とも言えるマグネトロンが故障してしまうと加熱処理ができなくなります。つまり「電子レンジの寿命」=「マグネトロンの寿命」ということです。
電子レンジの寿命にはさまざまな説がありますが、基本的には10年くらい持つと言われています。
その理由は、マグネトロンの寿命が10年ほどであることから、電子レンジの寿命も10年と言われいるからです。
うまく温まらない、途中で動かなくなる、操作ボタンが作動しないなどの不調が電子レンジの寿命が近いことを教えてくれています。
電子レンジを安全に使用するために
時短調理のため電子レンジで加熱している間に他のことをしている人も多いと思いますが、できれば、異音や臭いに気づけるようにその場を離れないことが大切です。
そして、電子レンジを安全に使うためのチェックポイントは、
◆加熱中はときどき電子レンジの様子を見る
◆食材ごとの適切な加熱時間を確認し守る
◆電子レンジで加熱していい食材、容器かを事前に確認する
◆吸気口や排気口をふさがないよう、周囲に荷物は置かない
◆冷凍食品を温めるときは、電子レンジ対応の包装かを確認する
電子レンジは、食材を温めたり、時短調理に活躍したりと、便利な電化製品ですが、使い方を誤ると火花が出て火災に繋がることもあります。
今日のブログを参考にしていただき安全に正しく使っていただきたいと思います。
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